週末レビュー3月29日:インターンの終了、お世話になった人への挨拶、コロナ影響下での起業

この1週間で、1ヶ月前まで住んでいた、NYが地獄の街へと変化を遂げた。友人や知り合いからの話を聞いて、改めてコロナの恐ろしさを知った。そんな中、25日(水)約1ヶ月間続けたインターンが終わった。そして、26(木)から心機一転、新しい事業のスタートを切った。

インターンの終了

友人がオリジナルブランド(コスメ)の通販をやっており、そこで2週間色んな仕事を手伝わせてもらった事は先週のエントリーにも書いた。

今週は3日間、ひたすらShopifyと言う自社サイト作成サービスを使って、3つのブランド通販ページを作った。

年商6億円くらい販売する友人の会社は今の自分から見ると、とてつもなく遠く大きな存在に感じる。ただそんな大きな存在もこう言う小さな積み重ねを毎日8年間続けてきた結果だと思うと、焦らず、一歩一歩サービスを作って行くことに自分自身を納得させることができた。

インターン後友人とFBをし合った。色々言ったけれども、最も彼にとってプラスになると思ったアドバイスは、小さなズルを止めることだった。

彼は本当に商才に長けている。競争相手のやっているレビューの自作自演や購入を偽造するバイイング 行為と言われる事まで、ちゃっかりやっている。僕はそう言う事がせっかくの自分の商才をダメにしているんじゃないかと指摘した。

もっと正々堂々と勝負すれば、中長期的にはブランドの品質は必然的に高くなるし、チームも彼にもっとしっかり付いてくる。ズルをやればやるほど本当は遠回りになると僕はいつも思っている。

これは例えると就職活動のWEB TESTを誰かにやってもらうことに似ていると思う。僕の周囲では、これをやる人がほとんどであった。僕もその誘惑にかられたことがあった。ただ、他人の力を借りて、ズルをして入った場合、本来成長していないといけない部分が抜けたまま、新たな成長が始まる。いわば、基礎をしっかりやらずにテクニックをみがくようなもの。そう言う人は本当に意味での一流になれない。

これをやれば、彼の会社はもっともっと大きくなると感じた。

お世話になった人への挨拶

楽天を退社して約2年半。最も大きな気づきの一つは自分が大事に想っている人、自分の事を気にかけてくれた人との関係性だ。

今まで会社員をやっていた頃は会社からの給料、会社が自分に与えてくれる社会の中での居場所に甘えて、周囲の人への配慮が欠けていた。

それは、周囲の人の協力がなくても、自立できるパーツを会社が提供してくれているから。

ただ、それがなくなれば、途端に人間は無力になるし、とてつもなく不安になる。結局、一人では生きていけないし、誰と一緒に仕事をするか、誰をメンターにするかでその人の人となりが決まると言う事を本質的に学んだ。

この学びから、卒業の報告を気にかけてくれている人、自分が尊敬している人、そう言う方々にメッセージを送らせてもらった。

送ったあとで気がついたので、もうすでに遅いけれども、自分が送った文章を見て、やっぱり素直さにかける。自分を少しでも大きく見せようと言う気持ちが垣間見れた。。。

めちゃくちゃ気をつけたつもりが、全然できていなかったな。。。と反省をした。

素直、素直、素直。これができるだけで本当に色んなことが柔らかく、ポジティブな方向に向かう。

コロナ影響下での起業

これは上に書いたお世話になった人たちに送った言葉の一つ。当面は兄の協力を得て作った飲食店とネット販売で生活費を賄いながら、スタートアップをやると言う計画だった。

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◯◯さん久しぶりです。近況報告をさせて頂きます。慶應からの交換留学先のNYから先月帰国しまして本日2年間通ったMBAの卒業をむかえました。

<今後について>
今後神戸を拠点に越境EC事業を始めるべく、今日から準備を始めています。

<足元の収入>
大学院在学中に兄の協力で始めさせてもらった以下2つの収入源をもとに、より大きなステージに上がれるよう頑張っていきます。
ECサイト:https://www.ekimae-group.co.jp/shopping/fugu/
海鮮丼:https://goo.gl/maps/VCNGR8jGB7FnMBUA8

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ところがコロナの影響で、恐らく飲食店の売り上げは今後1〜2ヶ月でゼロに近いところまで悪化すると予想している。

飲食店から入ってきていた、純収入は20万円ほど。そこに年末年始などの繁忙期のネット通販の利益が加わる。

これをベース収入として生活し、資本金を300万ほど新しい会社注入して、越境ECのスタートアップをやるというのが本来の計画であった。

本当に困ってしまったのは、もう飲食店からの収入はほぼ期待できないということ。

これは資本金を切り崩しながら、自分の生活を営まないといけないということ。

いまだにありがたいことにたくさんの企業からオファーをいただくものの、自分のお金どころか、自分のモチベーションがゼロになるまで、自分がやりたいと思うことと徹底的に向き合って行きたいと思う。

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