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#自己紹介

長文です。長いなーと思われる方は、太字のみお読みください。

50代の会社員

大学卒業以来、会社員として働いてこれました。
新卒当時は平成のはじめ。数年で結婚退職する(しないといけない)のだろうと思っていました。女性にとっては、まだそういう時代でした。
でもそれは急速に変わり、私もどんどんそれに乗っかり、おかげさまで平凡なサラリーマンとして自立出来ました。

転職は数回。キャリアにも全く計画性なし、その時の運と縁だけ。できるだけ自分が好きなことに関わる企業や職種を選んできました。
20代は某大手楽器メーカーの音楽教室運営をしていました。
30代、40代はテーマパーク運営会社で、猛烈に多忙ながらもめちゃくちゃ楽しい経験をさせてもらいました。
50代になって、高齢者向け住宅の運営会社に転職しました。これは、我ながらスゴイ振り幅で畑違いの業種へ飛び込んだと思います。

振り返れば、退職から次の就職までの間、年単位で定職につかない時期があるのが私の特徴かもしれません。その間に私ならではの人生転換ストーリーがあります。それはまたいつか、noteに書くつもりです。

家庭では

夫と犬と、都会のマンション暮らし。夫とはもう20年以上同居中。いろいろな出来事があった割に、私たちは大喧嘩をしたことがなく、お互いまぁまぁ居心地良く暮らせていると思います。子どもはいません。特に欲することもなく、自然に任せていたらいないまま今日に至り、そういう選択をしたのだと思っています。極めて対等で余計な干渉をし合わない、ちょっと距離あるけど寂しすぎない、ちょうどいい関係じゃないかな、と私は思っています(夫はどうかな?)。

犬はイタリアン・グレーハウンドの男の子、もう14歳の老犬。小さい頃からほぼ吠えることがなく、ビビリでおとなしい良い子ちゃん。お互い癒し合う存在で、心から愛する家族です。

一番好きなことは「音楽」

7歳でピアノを習い始めてから、現在までずっと何かやってきました。クラシックピアノ、ブラスバンド(クラリネット)、ポピュラーピアノ(ジャズをしたかったけど、その域には至らず)、ロックバンド、電子オルガン、混声合唱。
いろいろ経験した結果、歌う事が一番好きだとわかり、50歳からJAZZヴォーカルの修行中。どんなに時間がかかっても、死ぬまでにはアドリブや、ジャムセッションを自在に楽しめるようになりたい、いや、なります!

また、幅広いジャンルの音楽を聴きます
一番初めに強い影響を受けたのは、YMOです。細野晴臣さんをリーダーとする彼らの実験的な音楽は、真面目にクラシックピアノを弾いていた中学生の私にとって衝撃的でした。彼等とその周辺のミュージシャンのアルバムやラジオ番組を聴きあさり、記事を読み、音楽はもっと自由でいいのだと悟りました。
今も心酔するのは”教授”坂本龍一さんの音楽。大人になってJAZZの即興性に魅せられたり、ドビュッシーやラヴェルの音楽にハマるのですが、きっと彼自身がそれらの影響を強く受けていたからだと思います。

好きな音楽やミュージシャンのことはまだ氷山の一角。またこれも今後のnoteで書きたいものです。
また、音楽SNSアプリ「nana」でも「Songbid」で登録、投稿しています。そちらも聴いてもらえると嬉しいです。

50代になってからの趣味が、人生を変えるドライバーに

JAZZヴォーカルと同時期に、水彩画と煎茶道も始めました。

長らくやってみたいと思いながらできずにいたことでした。面白いのは、それぞれ違ったご縁で始めた異なるジャンルの習い事なのに、この二つから得る知識や経験、学びが強く相乗しあうのです。

まずは、絵の先生が「文人墨客」であられることが大きな理由です。また、煎茶道の教室では、お手前のお稽古のみならず、そこで用いられる掛け軸や生花(文人華)の解説、つまりその背景にある漢詩や禅思想の講義も受けます。禅思想は、50代になった私にものすごく響き、まるで畑違いの転職をしたことや、これまでの生き方を大きく変える一因となっています。

信条(のようなもの)

"Follow your bliss"  by Joseph Campbell

「あなたの至福を追求しなさい」という、神話学者キャンベルの言葉。これを知ったのは、2018年、あるワークショップでのこと。伝えてくれたその人は、これを「気になることについていこうよ」と訳されていました。「頭ではなく、身体と心が喜ぶこと」が「至福」という考えに基づいていたと記憶しています。私は「直感」とも言えると思います。高い目標、職場での競争、効率やスピードを求められて、心身ともにエネルギーが枯渇しきっていた時に、この言葉と出会い、やっと心に安心と自信を取り戻しました。自分は本来こちらの考え方なんだと気が付き、それ以来、焦り迷う時はこれを思い出して落ち着くようにしています。

また、①人と比べない②頑張りすぎない③ゆっくり丁寧に という、ヨガで大切とされることも、心に留めて生きています。

今の暮らしについて

仕事は定時で終え、家事や趣味、のんびりする時間がある平凡な毎日です。
計画性がないタイプなので、家事は適当、趣味はその時々気の向いたものに手を付けて楽しんでいます。それなりに「丁寧な暮らし」になってきました。
40代までは概ね仕事やビジネスを学ぶことに全力を尽くし、そこでの人脈作りや付き合いに興じていました。常に成長し、そこそこ人から評価され、自立する事が自分の人生の命題だと信じていたからです。
でも今はそれとは真逆。
人からの評価を考慮せず、自分自身が心からありたいように、やりたいことを自分のペースでしようとしています。
加齢とこれまでの「頑張り過ぎ」による疲労で、もはや以前のような暮らしをする気力や体力が無くなった現実もあります。
でも、これと思った事に力尽きるまで取り組み、面白い経験を十分に積めたのも事実。だからもう好きでもないのに「やった方がいいこと」をガツガツとするのはやめました。

コロナ禍もあって勤務に出る以外はほとんど自宅にいますが、自分なりに「丁寧な暮らし」ができて心から満足しています。
そのうち親の介護問題やら、犬の寿命が尽きるやら、自分達の健康問題やらありそうですが、それはまたその時に応じて乗り越えて行くしかありません。

なぜnoteを書き始めたか

初投稿がそれです。文章を書くのが好きというのもあります。FacebookやTwitterでは長くなりすぎることをこちらに書いていこうと思います。


長文を読んでいただき、ありがとうございました。これからもどうぞ、よろしくお願い致します。


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