オフィス共用本棚の蔵書を管理!資産管理ツールを作ってみた
こんにちはN川むすびです。
みなさんのオフィスでは、会社で購入した書籍についてどのように管理されていますか?今回は弊社の資産管理ツールについてご紹介。
書籍管理における業務課題
弊社の場合、書籍は申請し承認されれば購入できる仕組みなのですが、お恥ずかしいことに数量の多さから管理を放置されていました…。
本棚の横に掛けられたまま更新されていない紙の書籍リストの写真
適切な管理がされていないため、書籍の紛失はもちろんのこと、在庫を探すために無駄なコミュニケーションが発生してしまいました。
そんな状況を察知してくれた弊社エンジニアを含む有志のスタッフが、なんと資産管理ツールを作成してくれました!!
■機能について
•ログインはGoogle認証を使用
•「書籍」以外にも「モバイル検証端末」や「wifi」の貸出管理も可能
•保有書籍をブラウザ上で一覧表示でき、オンライン上で貸出の有無が分かる
検索機能
•テキストフィールドに入力すると、タイトル名でフィルタされます
•ステータス(貸出可能、貸出中)によるフィルタも可能
新規登録
•「書籍」はAmazonのISBN番号で検索を行うと情報の取得して自動入力されます
借りる
•詳細に「借りる」ボタンがあるので押す
•カレンダーが出るので、返却予定日を入力
•貸出可能期間は、「書籍」1か月、「検証端末」と「wifi」は1週間
返す
•一覧、または詳細の「返す」ボタンを押す
•現状、返却期限を過ぎてもペナルティーの設定はなし
モバイルにも対応!モバイルWi-Fiや検証端末の貸出にも対応!
このツールのおかけで、「会社で購入したあの本はどこにあるの?」「本棚に無いけど、いったい誰が借りているの?」といったこれまでの貸出における課題が解決しました!
担当してくれたエンジニアのA木さんとO本さんに工夫された点を聞いてみました。
■工夫した点
•業務の合間にやっていてリソースが限られていたので、必要最低限の機能をチームで議論して実装したこと
必要であるが、業務に直接関係ない機能はライブラリなどで簡略化
例:認証はGoogle(OAuth)認証
•予算をおさえるために、サーバーはHerokuの無料プランを利用
•アジャイル的に短い期間での開発で、デプロイが頻度に行われるため、デプロイ周りは自動化
•他の開発者が入ったとき、環境を簡単にセットアップできるようDockerで構築(結局1人で開発してましたがw)
•外部API(Amazon)を利用し、資産登録時の入力を簡易化
絶対必要なもの、あったらいいな等で分けて優先順位づけ
この取組みを行ったきっかけは、課題自由・全社参加型の対抗ダービーイベントによるものでしたが、スタッフが社内の課題に気づき、総務が手が回らず困っていることを見つけて、それを改善するために実際に行動を起こしてくれたことに、とても感謝しています。
また、大学や図書館に導入するような大規模なものや、個人間での貸し借りを記録する小規模なものはあるものの、自社に会社に導入できるような中規模なものでちょうどいいものが見つからなかった場合、「無いのならいっそのこと作ってみよう!」というのが当社のスタッフならではの発想!
会社としても「自分ごと化」して課題解決に取り組む姿勢は人事評価の対象となります👍
現在、資産管理ツールの改修をしつつ新しいプログラミング言語、設計技術を試すために 「資産管理2」を開発中とのことで、どんな機能が追加されるのか楽しみにしたいと思います✨
もし、弊社の取り組み等にご興味がございましたら、お気軽にプロフィールからお問い合わせください (^^♪
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