見出し画像

グッズを作りました

記憶というものは 線で繋がっていて 思い出すことでその線は濃くなって繋ぎ止めていて 思い出さなくなってしまったら その線は細く薄くなっていって やがて忘れていってしまう、というような話を聞いたことがあります だから 見るたびに身につけるたびに手に取るたびに わたしのことを思い出すような でも強調はしすぎないような そういうものを作りました

画像1

1月13日の誕生花のひとつに 白い水仙 があります 東京では珍しいふわふわの雪に降られながら《雪の積もる道を歩いて靴が濡れて帰りたくなる》と歌う『水仙』という大好きな曲を聴きながら歩いていて このデザインのTシャツを作れたことが 嬉しくてたまらなくなりました 

この真冬に半袖のTシャツを作ることにしたのは 昨年の生誕祭で販売したロングTシャツが好評だった反面 秋が近づいた頃に「やっとケイコさんのグッズを着られる季節になった」「ケイコちゃんのグッズで半袖も欲しい」とお声をいただいていたから
色を黒にしたのは 昨年のロンTなどを下に着て重ね着をしても下に着た服のデザインが透けないように(昨年のロンTと重ね着をしたときに可愛いかどうかは分かりません…誰か試してみて…微妙だったらごめんね)
サイズを大きめにしたのは 男女や身長、体型に構わず着られるように(あと 女の子がぶかぶかのTシャツを着ているのが 個人的に好きなので)

左袖のロゴは本来のSOMOSOMOのロゴを すこしいじらせていただいたものです 向かい合う月 プリントミスではありません 昨年のロゴが可愛くできて自分でもお気に入りだったから 今年はどこに月を入れ込んでやろうかなあ、と試行錯誤しました

ステッカーのデザインは昨年描いたものです 昨年Tシャツにプリントしようと思って描いたデザインがボツになってしまったものの いつかどこかで使えたら、と ずうっとデータだけは残しておいて 今回それをすこしアレンジして作りました 昨年のTシャツをご購入いただけなかった方にも このデザインの何かを手に取っていただけたら、という気持ちも込めて 

スマートフォンは大多数の人が常日頃持ち歩くものだし わたしは鏡越しに自撮りをよくするということもあって スマートフォンに身につけられるようにと ステッカーにしました 質感もすこし拘ってみたので 手に取って見ていただけだらいいな

画像2

随分前からぽつりぽつりと 最近は特に「写真集を出して欲しい」というお声をありがたいことにいただいていて はじめてのZINEも作りました

ZINE(ジン)とは個人やグループが自由な手法、テーマで制作した冊子のこと、だそうで わたしは過去の自分の写真たちに 今の自分の言葉たちを添えて 一冊にまとめました 

わたしのSNSを見ていてくださっている方は 見たことのある写真もあるかもしれません 2018年の終わりから2019年の始めに撮っていただいた写真たちです 今までその頃に撮っていただいた写真を たまにSNSに投稿してきたのですが このZINEの販売をもちまして わたしの個人のSNSからその頃の写真を投稿するのは終わりにしようかな、とも考えています 未公開写真も含めたこのZINEは完全受注生産です どうかこの機会を逃さないでいただけたら、と思います 初めてはなんだって一度きりだし、ね


生誕グッズの製作の話が始まったのは まだ寒くなり始めた頃でした まだ何も決まっていないその時から唯一決めていたことは デザインは全て自分でやりたい、ということでした とはいえデザインの勉強をしてきたわけでもなく 抜群で天才的なセンスがあるわけでもなく 製作の知識もあまりないわたしだから 書いては消してまた書いてやり直して微調整して、の繰り返しで Tシャツとステッカーのデザイン、ZINEの原稿の制作、フライヤーの制作、すべてが初めての試みで 気が付いたらもう 生誕祭まであと数日になってしまいました 

そういうこともあって 本当に時間がかかってしまったのですが たくさんわがままを聞いていただいて たくさん時間をかけていただいて 素敵なグッズたちを出せることになりました たくさん相談に乗っていただいて 購入特典なども考えてくださったマネージャーこまつさん(いつもTwitterに素敵なオフショットを載せてくれる)本当にありがとうございます… 事ある毎にいっぱいLINEしてすみません…

先ほど生誕グッズの告知を出していただいて どきどきしながらエゴサーチをしたり みなさまの反応を見たりしていて 想像以上に褒めていただけていて 嬉しさと同時にほっとしています まだみなさまのお手元に届くまでもう少しありますが きっときっと喜んでもらえるんじゃないかなあ そうだったらいいな


自分の生誕祭をやります!と言うたびに 幼稚園のとき お友達がお誕生日会を開いていて 変なの、と思ったことを思い出すし 高校生のとき 苦手な陽キャの女の子たちがお誕生日をお祝いして楽しそうに騒いでいて うるさいなあ、と思ったことを思い出します 当時はもっと 捻くれた人間だったので…

だから今 わたしのお誕生日をお祝いしてください!たくさんの人に来て欲しいです!って言うのが なんか小恥ずかしいというか むず痒いというか どうしていいか分からないというか なんていうか そわそわそわそわしています

でも わたしと同じくらい もしくはそれ以上に わたしの生誕のことをツイートしてくれたり 宣伝してくださったりするファンの方もいらして 本当に嬉しい限りです 全部見ています ありがとう 大好き 

絶対にいい日にします 楽しみにしていてね

画像4


おまけ

マネージャーさんに送った生誕グッズのラフ画的なもの あげます

画像3


この記事が参加している募集

#スキしてみて

527,181件

#つくってみた

19,450件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?