ひとりよがりなINFJ大学生、就活大苦戦。
おはようございます、Nariです。
先日、自分で作ったエントリーシートをバイト先の先輩に添削してもらう機会がありました。
そうしたら、びっくり、こんなことを言われてしまいました。
「〇〇の良さがとことん潰されてるよ。こんな人材、誰も欲しくないよ。そりゃ面接にも行けないわけだ。話に一貫性がなく矛盾だらけだし、独りよがりすぎる。正直に書くことは大事だけど、採用担当の人の気持ちに立って書くことも同じくらい大事だよ。」(⚠️こんな直接的には言われておりません!要約です!)
先輩のこの言葉で、私の弱みは一気に明るみに出ました。そうです。私の苦手なことは「他人の立場に立つこと」のようです。
おや?でも、INFJって、他人の気持ちを読み取る能力が高くて、気遣いできて、他人の立場に立ちすぎるくらいじゃないの??
と思いますよね。私も、以前までは「他人の立場に立つこと」は私の得意なことで、強みでもあると思っていました。
しかし、考え進めていくと、私の場合、「他人の立場に立つ」というのは、「私がその子になった場合どう感じるか?」を考えて行動することでした。
先輩の言う本当の意味での「他人の立場に立つ」ということは、「その子がどう感じるか?」を考えて行動することでした。
これは、一度「私」というフィルターを通して考えるのか、「私」を捨てて他人になりきるのか、という違いです。
「私があの子の立場だったら、〇〇されたら嫌だからやめておこう」
なのか、
「あの子は〇〇されたら嫌がるだろうからやめておこう」
なのか、という違いです。
振り返ってみると、私は自分フィルターを通して他人の気持ちを慮ることは得意なのですが、他人になりきって考えることは滅多にありませんでした。
前者のやり方をとると、「私だったら、こうされたら嫌だからやめておこう」という思考と共に「私だったらこうされても別に嫌じゃないから相手も嫌じゃないだろう」という思考も生まれます。
これは結構危険ですよね。もはや、「他人の立場に立つ」ではなく、「自分が他人の立場に割り込んで立っている」状態といえそうです。
エントリーシートでも、私はこのような思考をしてしまっていました。
"自分が採用担当者だったら"、こんなふうに赤裸々に素直に書いてくれる子は好印象だし、面白そうって思うなあ と。
その結果、超絶独りよがりエントリーシートが爆誕していました。
幸い、締め切りまで1週間ほど時間があったため、その先輩にとことん付き合ってもらい、正しい「他人の立場に立つ」方法でエントリーシートを書き直しました。
そうしたら、今まで全く気づいていなかった自分の強みや弱みに気づくことができました。
また、今まで書いてきた自分のエントリーシートが恥ずかしくて見返せなくなりました。笑
エントリーシートってこう書くのか!とやっと理解した気がします。(遅すぎ)
今回の独りよがりエントリーシート事件を通して、「他人の立場に立つ」の本当の意味を理解した気がします。
「自分が〇〇ちゃんの立場だったら・・・」と考えるのは、結局自己満足でしかない、ということ。
生まれ持った性格が人それぞれ違うのはもちろん、一人ひとりが生きる上で身につけてきた常識や偏見も違います。
そこに目を向けないと、他人の立場に立っているとは言えないなと実感しました。
そして、本当の意味での他人の立場に立つためには、相手のことをリサーチする必要があります。
相手の性格や考え方を知ろうとしなくてはなりません。(企業研究が大切と言われる理由をここでやっと理解しました。ほんとに遅すぎ。)
例えば、アルバイト中、おもしろくてかわいい小さなミスをしてしまった後輩に対して、
「私的には大した失敗じゃないし面白いって思っちゃうけど、繊細で真面目な〇〇ちゃんにとってこの失敗はすごくショックなことかもしれないから、笑ってしつこくからかったりするのはやめておこう。」とか、
就活で言えば「この企業は、こんな人材を欲しがっているみたいだから、自分のこんなところを売り出そう。」と考える必要があります。
就活では、自分が伝えたいと思っている自分のアピールポイントをただ伝えるのではなく、相手が伝えてほしいアピールポイントを自分の中から掬い取って伝える。
相手にとって魅力的にうつりそうなポイントは自分の中のどこに潜んでいるか?を考える。
たくさん泣いて悩んで、救いを求めて本を読みまくり、その中で有益な本にいくつも出会い、手に余るほどの豊かな思考を手に入れていたとしても、根本が独りよがりだったら、相手には何も伝わらない。
ハッとしました。気をつけなくては、と思いました。
そして、私なりの就活の戦い方は、「嘘をつかずに素直に、でも独りよがりにならずに。」かな?と思いました。
大本命の企業、一次選考通ったら嬉しいです。
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