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【旅メモ】ふらっと九州一人旅:熊本編①

2022年の7月末日、一泊二日で熊本博多(というか太宰府)の一人旅を決行しました。
目的は琉球展(九州国立博物館)の前期に出てくる治金丸と北谷菜切にお目通り。同じタイミングで熊本で歌仙のコラボ展覧会もやると聞き、それなら足を伸ばせるのでは?と考えた次第です。

だってそこそこ距離あるとこに行くのに展覧会だけ見てそのまま日帰りはなんかもったいないし…
たまたま土日まるっと空いてたし…

よし、熊本も行っちゃおう(ポチー)

…私はこういうときフットワークが軽いヲタクです。

今回は一人旅なので備忘録も兼ねて旅メモをつけてみることにしました。なにかの参考になりましたら。


一日目:熊本の旅 その1

2022年7月30日。新大阪を朝の7時台には出て博多で一度乗り換え、12時には熊本着です。博多駅で一時間の乗り換え待ち(安いチケットで電車が選べなかった)くらいましたが…

熊本駅結構でかい

熊本ついたどーーーー!!!

2年越しに

ほんとは2年前に上陸してる予定だったんですよ!!刀ミュのパライソ熊本公演で…!内容的にもご当地だししかも刀剣乱舞のゲーム上でも慶長熊本の最中で、「自本丸の皆と同時に熊本城で暗り通路ダンジョン行く計画」とか考えてたんだけど…

おのれコロナめ。公演中止で旅行も白紙。

なので今回はちょっとリベンジの気持ちもありました。
天草島原エリアとか阿蘇の方も行きたいけどあちらは車がないと厳しい世界のようなのでそっちはまた別の機会に(そうやってまたリベンジ旅計画が増えていく…)

しかし熊本で最初に見たものが

地面から生えてるくまモン…

いやインパクト強すぎませんか初っ端から。
これがくまモン王国熊本の洗礼か…

なお外は雨上がり直後のせいでスチームサウナ状態。とても歩いてお店探すのは無理だったので…

お昼は予めフォロワーさんに教えてもらったの駅直結の食堂街でいただきました。駅から出なくても地元メシ!ありがたや!

エネルギー補給したところでいよいよ目的地、熊本県立美術館を目指します。

熊本県立美術館は熊本城公園の敷地内なのでレッツゴーお城!

せいしょこさん…加藤清正公を横目に熊本城の敷地内へ。

加藤、細川、加藤、細川…

面白かったのは熊本城を作った加藤家(蛇の目)と、その後を継いだ細川家(九曜)、両方の家紋がしっかり掲げられていたところ。
どっちもうちの殿様です!感があります。

なおここからが結構大変。
この日は30℃越の猛暑のなか雨と晴天が交互に来るというとんでもない天候。暑さと湿気が補給され続けるスチームサウナ状態で15分ほど歩き続けることになりました…

熊本城、広い。

旅の目的地①熊本県立美術館

熊本県立美術館(冷房効いたオアシス)

汗だくで駆け込んだら、お目当ての「細川コレクション 雅―細川家の歴史と美―」展の会場は外の別棟!一度チケット買ってからまた外に出なければならない…

無理です。まず涼ませてください。

ということで先に歌仙ちゃんに挨拶して、

本館の「ジモトアート」展(コレクション展)を見ることにしました。

割と地方の施設に行ったら、常設展とかコレクション展は見るようにしてるのでちょうどよかったです。というのも施設の個性や地域性が一番見えるんですよね。その施設がどんなとこか知りたかったらコレクション展へ行くべしべき。

ジモトアート展の展示風景
(この部屋は撮影オッケーエリア)

ありがたいことに「ジモトアート」展は半分近く撮影オッケーでした!

展示されていたのは同田貫正国の兄・清国作の刀(右)と、江戸末期に同田貫派を再興した9代正勝の子・宗広作(左)とのこと。

同田貫派、清国と正国兄弟は加藤清正のお抱え刀工だったので熊本ゆかりの人という話は知っていたんですが。宗広は水心子正秀の門人だった人に学び、再度同田貫を反映させたそうです。
つまり水心子が間接的に同田貫派を救ってるということか。

???「水心子はすごいやつなんだよ」

ホントそうだね…

あと他の展示品の解説を見てると随所で「細川家は前任の肥後藩主である加藤家にとても敬意を払っていた」と強調されてたのも印象深かったです。

さて、展示を見てるうちに汗も引いたので、いよいよ別棟の雅展へ移動します。

歌仙拵は前に永青文庫(東京)で展示されたときに見てたけど、今回は人も少なくて、一対一で眺められました。
他にも忠興様が関ヶ原の戦いで着てた当世具足(オリジナル!)も見られて満足ー!

歌仙拵もそうなんだけど、忠興様のデザインした武具は色味に派手さはないけどワンポイントで柄や色を入れてアクセントにしたり、鍔も装飾いっぱいするよりは形で個性を出しているような印象があります。一目で「オシャレだな…」と思うコーディネートをしてる感じ。

品数は多くはないけど、細川家に伝わる名品に一点毎じっくり向き合って楽しめる展示でした。

内番歌仙さんとすれ違う
「君、ちゃんと前を見て歩きたまえよ」

本館に戻ったら奥の喫茶室に期間限定メニューがあるのを発見。外は雨と晴れを繰り返し増々スチームサウナなので収まるまで喫茶室で休むことにしました。(たまたま熊本城が夜間開館日で時間に余裕があったので…)

「風流で雅な刀剣パフェ」

めっちゃ歌仙パフェだ!!!
カシスシャーベットと桃風味の琥珀羹、あとミニ大福。ちなみに刀の鞘風なのは辛子蓮根チップスです。甘い中にピリ辛、マジ歌仙さんでは?(美味しかったですオススメ)

これともう一つ和菓子と冷茶のセットもあったんですが、こっちもグラスがオリジナルデザインだったりランチョンマットが持ち帰りOKだそう。こっちにしてもよかったなー。



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