新任COOとしての遅い抱負とLAPRASの2020年
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新任COOとしての遅い抱負とLAPRASの2020年

染谷健太郎

はじめに

もう2ヶ月も前のことになりましたが、2020年10月より執行役員COOとなりました。

もともと、2019年5月より事業責任者として事業統括をしており、またその後、経営会議的なものを立ち上げて経営にも関与していましたので、正直僕のやることに大きな変化はありません。
しかし、これからLAPRAS株式会社として、あるいはLAPRAS株式会社の執行役員COOとして何をやっていくか、を語るいい機会でもありますので、少し遅く抱負を書いてみます。

なお、こちらは LAPRAS Advent Calendar 2020 の15日目の記事です。

1. 体制変更の背景とLAPRASの組織形態

LAPRASは2020年10月に経営体制を変更し、僕は執行役員COOとなりました。


ぱっと見はCEO以外の取締役を全員交代する、かなり大々的な体制変更ですので一部の方からは驚きの声も頂きました。
しかし、冒頭に「正直僕のやることに大きな変化はありません。」と書いたように、ただ社内的な現状が反映されたものでしたので、社内に驚きや変化は特にありませんでした。
取締役だった二人は今も社内でそれぞれの領域のキーマンとして組織を引っ張る活躍を見せています。
ですので、一見大きな体制変更に見えますが、社内的には別段変化のない穏やかな体制変更でした。

ホラクラシーによる流動性の良さ

これは、LAPRASがホラクラシーという組織形態を採用していることも大きく影響をしています。
(そして国内で一番ホラクラシーを使いこなしているのも弊社でしょう。)

ホラクラシーでは、非常に流動的に役割が変わっていきます。
なぜなら、アサインの権限のある人とアサインされる本人の2人が合意すれば、いつでもすぐさま役割の変更ができるからです。
それによって、これまでも機械学習エンジニアがPdMになったり(しかも2人)、セールスが経営企画(その後、執行役員)になったり、人事で入社した人が法務責任者になったり、セールスとCSで責任者とメンバーが入れ替わったりしています。
このように、LAPRASは当事者間での合意に基づいて迅速に最適な役割変更を常に行っていく組織です。

個人的にこれはとても良い組織文化だと考えています。
なぜなら、この文化があるかぎり、能力がないのに外せない呪いの装備のような存在は組織内にできにくく(そうなればすぐ別の人にアサインが移るでしょう)、かつ、新しく入社した人も実力を認められればすみやかにそれに見合った役割を得るからです。
中には、社員としての入社前の業務委託で関わっていた期間に実力を発揮した結果、入社1ヶ月も経たないうちにメンバーから責任者になった今のセールス責任者のような人もいます。

このようにホラクラシーでは、常に状況に合わせて付与されることで変化していく役割こそが、その人の実質の役割であり裁量範囲です。

ホラクラシーにおける執行役員の意味


LAPRASにおける「執行役員」は、そのように選任するタイミングで経営的な役割を実質的に担っている人間に後付けで選任しているに過ぎません。
今後も適任者がいれば都度最適な人間に流動的に選任されていくことになるでしょう。
それは、LAPRASの組織的な強みの一つのあらわれです。

僕についても、一人の事業開発者・マーケターとして事業成長を追い求めた結果、自分の役割や裁量範囲が、いわゆる事業責任者的なものになり、さらにいわゆるCOO的なものになった結果、あとから執行役員の選任がついてきたという流れです。
ですので、もちろん選任されたこと自体は嬉しいのですが、先に述べたように僕のやるべきことは変わらないのです。

(ちなみに、上記のように実質的に役職という概念に社内的な意味が薄い弊社では、基本的に自分で自分の役職名を決めることができます。)

2. LAPRASの2020年

さて、ここまで選任の背景やそれに関わるLAPRASの組織形態について書いてきました。
ここからは、僕が統括するLAPRASの事業の2020年についても、簡単に紹介します。

結論から言えば、前半はコロナ禍でダメージを受けたのですが、後半はV字回復をして過去最高の業績を記録し、サービスも大きく進化しました。

僕自身は、前職でのリーマンショック時の経験から、人材業界がいかに景気の影響を受けるのかを身をもって体験していましたので(当時、僕は新卒1年目だったのですが、その10月から先輩の数が1/3になりました。)、春に緊急事態宣言が出たときは大ピンチだな、と思っていました。

しかし、そのつらい時期に様々な改善の種を仕込んでいた結果、今年後半は爆発的な伸びを実現することができました。

業績のV字回復

まずは業績について、世の中に公開して差し支えのない範囲でお伝えします。


こちらは、10月が締まった時点でのTweetです。10月にコロナ禍で受けたダメージ分のリカバリーが完了して、契約社数を元に戻しただけでなく、さらに歴代最多を更新しました。
その後、11月も契約社数の歴代最多をより大きく更新することができました。
現在の状況を踏まえれば、12月もさらに契約社数を増やすでしょう。

これによって、最重要視していた事業上のマイルストンを約半年前倒しで達成できており、本当はそれもおおっぴらに自慢したいくらいです。
もちろん、スタートアップとしてさらに早いスピードでより急角度の事業成長を目指していきますが、現在の事業進捗は非常に好調です。

サービスの劇的な改善

そして今年後半にそこまでの事業進捗を作れたのも、サービスが劇的に改善したからです。
LAPRASのサービスを利用する候補者と企業の双方により高い確率でマッチング(転職・採用)を届けられるように進化したのです。


これは8月時点でのTweetです。4月からの3ヶ月でLAPRASのサービスを通じて獲得していただいた面談数の数が約3倍になっています。
さすがにこの頃の急成長の角度と比べると、現在はやや角度は穏やかになっています。
それでも、12月も歴代最多のサービス経由面談獲得数を更新する見込みで、引き続きサービスの改善が進行しています。

最も重要な数字である採用決定(内定承諾)数の推移も以下の通りです。(縦軸は出しませんが)
この1年で約2倍、採用が決まるサービスになっています。

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※サービスを通じた採用決定数の推移

このように、サービスの改善がしっかりと功を奏した1年でした。

最近、僕はLAPRAS SCOUTを導入頂いた企業数社にヒアリングをしました。
すると、こういった実績が採用担当者間やエンジニアから採用担当に伝わっているようで、「同業他社の〇〇社がLAPRAS SCOUTで採用できている、と聞いて…」や「うちのエンジニアがLAPRASが良い、と言っていので…」というお声をたくさんお聞きすることができました。
実際に使って頂いて喜んで頂いた方がいて、その声をきっかけにサービスを新たに使っていただく方が生まれる、この状況を非常にありがたく、非常に嬉しく感じています。

2021年もサービスをより良くして、その結果より良いマッチング(転職・採用)をユーザーに届けることが、第一優先です。
良くなったとはいえ、まだまだ僕らが本来届けたいクオリティのサービスには全然なっていないので、引き続き、愚直にサービス改善に励んでいきます。

給与の改善

そして、上記の結果、事業としての収支が大きく改善しましたので給与・評価制度を変更し、社員の待遇改善を実現したことも2020年後半の大きなトピックスです。
従業員の平均給与については会社紹介資料でもご紹介しています。


1年前の会社紹介資料に記載していた平均給与が679.5万円だったので、この1年間で約57万円平均給与が上がったことになります。
今後、さらにこの額を高くしていくつもりです。

ちなみに、僕も今回の給与改定で上げていただいたので、スタートアップの転職でたまに聞く、給料を下げてアーリーステージのスタートアップに入って、成長させて給料を元に戻す、というやつを達成しました。

スタートアップには、スタートアップであることを理由に給与を低く抑える企業も一部ありますが、僕らはそのようには考えていません。
優秀で刺激的なメンバーでチームを構成することを重要視しているので、そのような人が長く活躍できるよう実力に見合った報酬を得られるようにしたいと考えています。

それは必ず、事業のアウトプットに繋がり、より多くの人により大きな満足を提供できることに繋がると考えています。

3. 抱負とこれから

さて、最後にようやく抱負らしいものを書きます。

何度も書くように執行役員COOになったとしても、僕のやるべきことはあまり変わりません。
ただ、事業を統括する役割としてユーザーに提供するサービスを良くすることを第一に考え、そしてその結果の事業成長を追い求めるだけです。

LAPRASは「すべての人に最善の選択肢をマッチングする」というミッションを掲げています。
そして、これをただの絵空事で終わらせずに、現実に達成することを本当に目指しています。
そのためにどういうプロセスで事業を進捗させればいいのかを描き、そのための中長期的な武器を磨くことを続けています。

「すべての人に最善の選択肢をマッチングする」とは、全世界全マッチングをLAPRAS式のアップデートの仕方で最高にしていくことです。

今やっていることは、まだその壮大な目標に比べれば小さな歩みに過ぎません。(しかし、大事な歩みです。)
しかし、壮大な目標につながる経路を描き、つねにそれを目指しながら進めています。そして、進めていきます。

長くなりましたが、LAPRASを通じて世の中を良くすること、その結果事業を成長させることを追い求めていきますので、引き続きよろしくお願いします。

最後に、弊社LAPRASはここまで書いてきたような独特な文化を持つスタートアップですが、現在エンジニアからビジネスサイドまで複数のポジションで絶賛採用中ですので、興味があればぜひお気軽に「話を聞きたい」を押して頂ければと思います。

以上、ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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染谷健太郎

記事を読んでいただき、ありがとうございます!

染谷健太郎
LAPRAS (https://lapras.com/) の代表取締役CEO。東京大学→リクルートの新規事業の事業責任者→LAPRASのPMM、CMOとCOOを経て、今はCEO。基本ただの酒飲みのおじさんです。2018年3月に父親デビューしました。