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自動車学校の最悪教官

何もしたくない。眠いな、アルプラゾラム3錠はやっぱりキツかったか。人と会うのに体力も気力も精神力も、全部使うのに、何で会おうとするんだろう。

まあ、後20年で死ぬから、その前に色んな人間を目に焼き付けていたいのはあるかも。死んだら何にも無くなるんだから。来世は宇宙に浮かぶ意識のないゴミとかがいいな。

自動車免許センターに出してた診断書、どうやら通ったらしい。認定書が家に届く頃には、自動車学校が再開する見込みのようで。

田舎に生まれた宿命。仕事がら車が必須なのもわかる。それでもあの空間だけは、あの日のパワハラ教官伊藤が、脳裏に浮かんで涙が出る。きつい口調で舌打ちをしたあの男、顔も見たくないのに、自動車学校に行ったら居る。当たり前のように仕事をしている。

とにかく嫌気がさして仕方がない。何回も言われた「そうじゃねぇだろ」「ちげえだろ」「ブレーキ踏めって言ってんの!」。30分の時間が永遠に感じて苦しくて、気付いたときには過呼吸を起こしていた。あの男に、親が必至に貯めてくれた入学金が、給料として渡されるなんて。ありえない。私のためにも、まだ見ぬ他の犠牲を受ける生徒のためにも、辞職してほしい。

あの教官は私に当たらないようにしてくれる、と管理者は言ってくれた。それでも、怖くて涙が止まらない。私はハンドルを握ることができるのか。仮免試験が迫った時に一時中断になったから、カンを取り戻すまでどのくらいかかるだろうか。怖くて怖くて仕方がない。

今すぐ死んでしまえれば、自動車学校には行かなくていい。でもまだ、お金も道具もやりたいことも、全てが足りていない。まだ、もう少し。

神様が存在するのであれば、どうか私の願いを聞き入れて欲しい。今後一切、怖い教官に当たらないようにしてください。アドバイスならいくらでも聞き入れるから、今以上に真面目に取り組むから、どうか二度と顔を見なくて済むようにしてください。

夜になると決まって襲ってくる希死念慮と不安が、耐え難くても頑張るから、これ以上苦しまないで自動車免許が取らせて。怒鳴らないで。ため息をつかないで。舌打ちしないで。

車は人の命を握る物。わかってる、危険が伴うから指導が厳しいのも承知の上。でも、伊藤怖い。妻子持ちなんてありえない。

ずーーーっとずっとあの時の光景が消えない。昔から叱られる度に発作のように泣き狂うのは、境界性パーソナリティ障害の特徴なのかな。仕事でトチって叱られた2週間前、3日間部屋から出ることができなかった。これも人格障害のせいなの?

愛されたいのに、愛されれば怖くて不信感で消えたくなるのも、境界性パーソナリティ障害だから? 愛してるを疑う自分が嫌いです。

何も信じられないや。

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