みんな違ってみんなかわいい
世の中、かわいい人たちで溢れている。
なのに、自分をかわいくない、またはブスだと思ってる人も多い。
私からしたらみんなかわいいのに。
何点でも「かわいい」は「かわいい」
私は昔から、自分のことをかわいいと思って生きてきた。
周りがかわいいと言うから、と、単純な脳みその私は自分をかわいいものだと思ってきた。
でも、自分を絶世の美女だとは思っていない。
100点満点で点数をつけるとしたら、75点くらいだろう。
でも、満点じゃなくたって、かわいいはかわいい。
食べログで★4のレストランはマズいのだろうか。
じゃらんで★3のホテルは接客がダメなのだろうか。
そんなことはないはずだ。
なのになぜ、みんな自分が100点じゃないからって「ブス」だと認定してしまうのだろうか。
「いちばんかわいい」は何人いてもいい
アイドルに、インフルエンサーに、自分を「いちばんかわいい」と自称する人は多い。
じゃあ結局誰がいちばんなのか?
本当に彼ら彼女らはいちばんなのだろうか?
おそらく「いちばんかわいい」のいちばんは、世界一でも日本一でもなく、「自分の世界のいちばん」なのだと思う。
いちばんおいしい食べ物をキャビアだ!と言う人もいれば、結局マックのポテトがいちばん!と言う人もいる。
ブリブリしてる「かわいい」もいれば、
ギャップ萌えの「かわいい」もいる。
おバカキャラの「かわいい」もいれば、
インテリ系の「かわいい」もいる。
いろんなジャンル、いろんな人のツボがあるんだから、「いちばんかわいい」は何人いてもいいのだ。
みんな別の国の「かわいい」
私の好きな、かつ唯一読み続けている少女漫画に『HIGH SCORE(りぼんコミックス-津山ちなみ)』がある。
その中で好きなセリフが、
『いずみちゃんは他の国の王子様になればいいよ』
いずみちゃんは、イケメンの兄を持つかわいい男の子。
めちゃくちゃモテて王子と呼ばれる兄に引け目を感じていた。そんな愚痴をこぼしたとき、女友達が彼に発したのがこのセリフなのだ。
自分よりかわいい人が多くても、だからといって自分はかわいくない、ということにはならない。
みんな別の国の「かわいい」なのだ。
そもそも時代や国が違えば「かわいい」も違うしね。
「かわいい」って思ったモン勝ち
「○○ちゃんって、自分のことかわいいと思ってそうだよね」
という陰口をよく耳にしてきた。
そのたび、それの何がいけないのだろう?と思っていた。
大人になって思うのが、自分のことを「かわいい」と思ったところで何も損がないこと。
それどころか、むしろ自分のことを「かわいい」と思ったほうが幸せで、得であるということ。
学生時代、私からしたらとってもかわいい女の子が、自分のことをブスだと嘆いていた。
こんなにかわいいのに、自分をかわいいと思えないだけで不幸に感じてしまう。
それって損ではないか?と当時も思っていた。
かわいいには様々なジャンルがある。
キモかわいい、ブサカワイイなんて言葉もあるくらいで、もはや人類はどんなに抗っても「かわいい」から逃れられないのでは?とも思う。
私も、実は自分をかわいいと思ってない卑屈な女の子を「かわいい」と思ってしまう口だ。つまりあなたも「かわいい」から逃れられないのだ。
どんなにブスだと自覚しようと、どこかの誰かから見たら「かわいい」認定されてしまう。
だったら、自分でも自分をかわいいと思ったモン勝ちだ。
...と、こんな記事を書いたのはバチェラー4期を見てのこと。
自分をかわいいと思っている子はやっぱりかわいいし、人生楽しそうだよね✌️
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