新型コロナウイルスはどのように恐れるべきなのか

【前置き】

これは一般人の興味の範囲で調べた個人の意見文章です。個人的に信頼できると判断した記事を参照していますが、参照元の記事を書くのも所詮人間、その記事を一般人の興味の範囲で一般人の言葉でまとめているため、内容の真偽は自己判断で閲覧してください。調べた内容は後半にまとめてあるので「お前の自分語りはいいんだよ早く情報をくれ、安心させてくれ」というせっかちな甘えん坊さんは最初の方飛ばしてください。

【追伸】2月23日

なんだかどの情報が正しいのかも結局よく分からないですね。でも何を信じて何を信じなくても、誰も何も責任は取ってくれません。(これは今回の新型肺炎に限ったことじゃないですが。。)

本記事は何かの考えを誘導したり批判する記事ではなく「今ある情報」から私の考えを書いているだけです。

さて。


新型肝炎COVID-19、通称新型コロナウイルス(以下コロナ)で大騒ぎになっています。オーストラリアの火災の話題はどこへやら。。。


私はそこまで怖くないんですね。恐らく理由は2つ。まず、死を恐れていない。次に、日常関わる人たちが騒いでいない。


前者はパーソナリティのことなので、「死、恐れる意味なくない?」なんてことは言いませんよ。

ただ、何かの宗教の敬虔な信者でもないから死後は「無」だと思ってますし(だからデスノート使ったら天国も地獄もない、無だ。というのも「そらそうだろ」くらいにしか思わなかったです)そもそも死に瀕したことがないので、死ぬ怖さという実感がないんですよね。

むしろ憂き世の方がもっともっと怖いくらいです。憂き世、怖くない?

また、矛盾するようですが、私はいつも「今日死ぬかもしれない」と思って生きています。まあこれも死を恐れていないからかもしれないですが。

例えば、楽しみにしていた旅行を感染を恐れて控えたのに、いつでも起こりうる死因(事故や落下や誤飲)で死んだらやりきれないもん。

もし国中に外出禁止令が出たら別ですが、そうでない限り自己責任の範囲で「今日死ぬかもしれない、じゃあ自分が生きたい生きかたをしよう」と思ってます。


後者ですが、これはだいぶ影響が大きいと思います。

職場には「マスクしなくて平気!?」と不安を煽ってくる人や、「◯◯さん、咳してたけど、コロナじゃないの!?近づかない方がいいよ」という”お節介やばいやつ”もいないので、杞憂がないんですね。

マスクしている人は同じ課に2人いますが、1人は検査の結果風邪だと連絡をくれたし、もう1人は「花粉症」とのこと。そして、今日ちょうど職場の人とコロナの話題になりましたが、みなさん「気をつけても防ぎようないし」と、冷静。私も同意見です。

あまりに世間(というかメディア)が騒いでいるのにあまりに冷静な自分がコロナより怖いので、どう怖がればいいのか調べてみました。


【簡易的調査結果】


・感染者数: 世界で4万4千人。(2020年2月12日時点)

・死亡者数: 世界で1100人。(同上)


ちなみに2000年以降のインフルエンザによる死亡者数は世界で年間25万〜50万人です。数値だけ見ればインフルのが怖いじゃん。

でも、年間だし...。

でもでも、インフルにはワクチンも薬もあるのに、ですよ。

 参考程度に、2019年の交通事故での死亡者数は3215人、殺人事件の件数は915件です。

年間ではありますが、日本国内のみです。

どう捉えるかは任せます。


・症状: 発熱、咳、筋肉痛、倦怠感、呼吸困難などが多い。症状は多様で、「これ!」というのがないらしい。

・感染方法: 飛沫や接触。風邪と同様なので簡単に感染しますね。確かに怖い。

糞便中に感染性のあるウイルス粒子は検出されていないとWHOから報告されています。中国やウイルスが見つかったその他の場所から積み出された物品との接触から人が新型コロナウイルスに感染したという疫学的情報はありません。WHOも、手紙や荷物のような物で長期間生き残ることができないとしています。(厚労省HPより)とのことです。輸入物は平気そうですね。


・予防法: 手洗いうがい、免疫力(適量の睡眠、適量の栄養摂取、適度な運動)。

感染怖い怖い言う人はみんなこれらが出来てるのだと思います。いや、こんな基本的な健康法、感染を恐れる人がまーさーか出来ていないはずがないです。私でさえ全部気をつけてますから。今日死ぬかもしれないから万全の状態で今日を迎えたいもん。

・マスクないと感染しやすい?: マスクは至近距離の飛沫感染は防げますが、食事中は外しますし、目からの感染は防げません。感染は粘膜からでも、ウイルスがくっつくのは口や鼻だけじゃないですし。空気感染も否定的ですしあってもなくても・・・というのが個人の感想です。必要な人の手に渡るべきです。


・感染の恐れがある場合:「帰国者・接触者相談センター」でご相談の結果、新型コロナウイルス感染の疑いのある場合には、「帰国者・接触者外来」を設置している医療機関をご案内します。現時点では新型コロナウイルス感染症以外の病気の方が圧倒的に多い状況であり、インフルエンザ等の心配があるときには、通常と同様に、かかりつけ医等にご相談ください。(厚労省HPより)

 ラジオで「帰国者・接触者外来」はHPに掲載していないと言っていました。それくらい、現状「コロナでない」風邪ッピキが多く押し寄せているようです。

・治療方法: 現時点では抗ウイルス薬はないとのことで、確かにこれは怖いかもです。

・死亡率、その他: 感染者の80.9%は軽度に分類され、13.8%が重度、4.7%が致命的。


致死率が最も高かったのは80歳以上で14.8%
9歳までの子どもに死者はいない。39歳までの致死率は0.2%と低い。


致死率は40代が0.4%、50代が1.3%、60代が3.6%、70代が8%と、年齢層が上がるにつれ徐々に上昇(中国衛生当局調査結果より)


うーん。

私はどうしても正常性バイアスが働いてしまいます。

手洗いはトイレに行くたびしてるし、肉魚野菜バランスよく摂取してるし、運動もしている。睡眠も自分が必要な時間とっている。

当たり前のことだが、予防法と言われることはしているし、これ以上防ぎようがないというか、防ごうとしたら生活に支障が出る。本来なら公共交通機関も利用しないほうがいいですし。そこまで無駄に不安を抱いて生活したくないです。


どの情報も信じられないと嘆きたくなるのも分かります。でもそれは何においても同じです。就活だって学歴フィルターがあったり、医大の受験で女性差別があったりしたでしょう。

情報を正しく発信するのは、発信元の責任であり義務であるけど、批判したって誰もな〜んにも助けてくれないので、だったら文句言ってる暇があったら、自分で納得する選択をしたほうが私はいいです。心がラクです。


情報を信じるとしたら、毎年流行するインフルエンザや、日常に潜む防ぎようのない事故や事件の方が数値で見れば怖い。

それに、コロナを過剰に恐れてマスクを置いていない店を責めたり(考えればわかりますが店は工場じゃないし魔法使いでもありません)、イベントの中止を叫んだり(そんな怖いなら電車乗ったり大都市に出かけたりしなきゃいいのに)、誰かの何かしらの対応を責めたり(じゃあ正解はなんだったのか問いたい)、アジア人を差別したり、それを「アジア人はみんな差別されてる!怖い!海外行かない方がいいよ!」と声高々に叫んだり、そんな”人間”のほうが怖いっす。

やっぱり私は憂き世、日常のが怖いです。


作詞や音楽文、音楽ブログなどを掲載しているツイッターアカウントもよろしくお願いします!

https://mobile.twitter.com/somedaytsuka


【参照元】

・TBSラジオ ACTION 2月の放送


・厚生労働省HP

・BCC NEWS JAPAN


・一般社団法人 日本環境感染学会 医療機関への対応ガイド

http://www.kankyokansen.org/uploads/uploads/files/jsipc/COVID-19_taioguide1.pdf


・National Geographic HP

・警察庁 平成30年の犯罪情勢


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?