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初恋と死(全部ほんとうの事)

あのことがあってから 最初に会ったのは夏祭りかな・・ 「なぜ○○と・・・」 「○○のことどう思うの」 「それってどういう感情?」 花火が上がっていた 彼の顔は全く見ないで つぎつぎと上がる花火を目で追っていた 彼は全く答えなかった。 もうドキドキはどこかにいっちゃったし 全く違う人に会っているようだった。 ほかの事は全く覚えていない そのまま帰ったような気がする。 でもこの後にさらに二度会った。 自分の心が死んだままのような気がしたから 何かを取り戻したかった・・ 「

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    • 私はここにいる(全部ほんとうのこと)

      • 初恋が終わるとき2(全部ほんとうのこと)

        17歳の誕生日 あれが最高に幸せだったのかな、 手をつないで駅まで歩いたこと それだけでよかったのかもしれない。 (あの誕生日からどのくらいの時間がたってたのか・・思い出せない) 高校へ行く電車の中で心配そうな顔をして、友達が言った。 「本人が・・本人だけが知らないっていうのも・・いやだろうなって思って」 「・・?」 「(彼の名前)が○○と初体験したんだって」 「何それ・・」 中学の時の同級生の女の子の名前だった。 自分のお兄ちゃんの同級生と付き合っているって聞いていた。

        • 初恋が終わるとき1(全部ほんとうのこと)

          ある日 高校からの帰り、 駅前の広場を歩いていると中学校時代の同級生たちに囲まれた。 バイクにまたがったままの子 歩いて近づいてきた子 10人位の男の子たちに囲まれた。 「お前別れたの?」 「・・・」 「頼む、別れないでやってくれ!」 「見てられねーぞ、学校にもろくに来られないくらい落ち込んで・・」 そっか、彼の為に来たんだ・・ 「お前があいつと付き合ってほんとに俺たちは嬉しかった・・」 「小学校の時からほんとにお前たちは付き合うと思ってきた別れないでくれ!」 「お前が

        初恋と死(全部ほんとうの事)

          私はここにいる(全部ほんとうのこと)

          17歳の誕生日  相手は初恋の人 小学校2年生の時にいじめっ子にいじめられているとき 私の後ろでファイティングポーズをとって 私に気づかれないようにいじめっ子を黙らせてくれた人 夜の12時に無人駅の前で待ち合わせ 彼は原付の免許しか持ってないのに250ccのバイクで現れた 「17歳の誕生日は家を抜け出して夜の海に行きたい」と 私からのリクエストにこたえてくれた彼 おうちがバイク屋さんだから・・にしてもお店のバイクを拝借したんだろうか。そこは聞いてない 私は高校のお友達に訳

          私はここにいる(全部ほんとうのこと)