初恋が終わるとき1(全部ほんとうのこと)

ある日
高校からの帰り、
駅前の広場を歩いていると中学校時代の同級生たちに囲まれた。
バイクにまたがったままの子
歩いて近づいてきた子
10人位の男の子たちに囲まれた。

「お前別れたの?」
「・・・」
「頼む、別れないでやってくれ!」
「見てられねーぞ、学校にもろくに来られないくらい落ち込んで・・」

そっか、彼の為に来たんだ・・

「お前があいつと付き合ってほんとに俺たちは嬉しかった・・」
「小学校の時からほんとにお前たちは付き合うと思ってきた別れないでくれ!」
「お前が○○とか○○とか(学級委員と生徒会長の名前)じゃなくってあいつをいいと思うって俺たちは本当にうれしかったんだ、」

「わかった」

同級生たちは道を開けてくれた。
彼は小さい時から友達に囲まれていた。
ひどく暴力的な時もあったけどすごく好かれていた。

でもね、
その時の私には男の子の気持ちなんて
全く理解できなかったのだ
どうしても、


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