見出し画像

批判的視点を持つことの重要性、中村淳彦さんのライティング講座で気づく


wowwowドラマ「東京貧困女子。」で話題のノンフィクションライター
中村淳彦さんのライティング講座を数か月前から受け始めました。

中村さんは年に何冊も新刊を出版され、ご多忙の中、
まともに文章を書いたことのない私のような生徒の原稿にも、本気で向き合い赤字を入れてくださいます。

最初に提出した取材原稿は、まっかっか、でした。
先生や講座聞いてる皆さんに申し訳ない。。。とくずおれましたね。
でもやっぱり先生の指摘はすごく腑に落ちました。

特に感服したのは、私が取材をもとに書いた原稿から、
取材時の問題点を具体的に指摘された点。

取材のやりとりは共有していないのに、原稿の一文から、
「この時これを聞かなければだめだった」
「この時具体的に聞いていかないと」
と言われたのです。

先生には取材時の様子が見えてるんだ…
取材で失敗できない、という意味が少しわかりました。
経験を積んでいくしかないですね。

そしてこの講座を機に、自分の心を入れ替えねばと思いました。
なぜなら、私は自分が生まれ育った土地の強固な集合意識が、自分の中で強く息づいていることに気づかなかったから。
全然ものごとを批判的に見ることができていなかった。
そのことを身をもって教えていただきました。

人間、批判的に見ることを強く意識していないと、
悪気はまったくなく
危険な思想や事実を容認、支持する立場に立ってしまうことがある。

この悪気がない、自分では自覚がない
というのが、厄介だと思います。

私も、悪気なく、意識せず、
男尊女卑的思考をし、容認する立場をとっていました。
それが生まれてからずっと当たり前だったから。

男性優遇の裏には、我慢している、抑圧されている女性がいるはず。そうやって仮説を立て見て行くと、世界が違う様相をしてきました。

もっとものごとを批判的、対称的にみなければいけない。
本来すべてのことを、ですね。
そして、これはなかなか客観的に見ないと評価できないから、
第三者に見ていただくことも、有効だし重要ですね。

今後の取材も、それを意識します。
しかしこれは生き方すべてに通底することですね。

人生終わる前に、気づかせていただき、よかったです。
有難うございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?