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vol.6 相馬れいこの"幸せ思考"海外留学

我が子の海外留学については、様々な箇所からの問い合わせなどから、皆さんの関心が大きいことはよく分かります。

ですが、私的"幸せ思考"で海外留学を解くと、皆さんの求める答えとは少し違うかもしれません。

我が子達が留学したイギリスのボーディングスクールと言えば、ロイヤルファミリーをはじめ、世界中の貴族や富裕層のご子息たちが通う社交場であり、世界版"慶應"のようなイメージとでも言えるでしょうか。

世界的エリートが集まるイートンカレッジ、ウィンチェスターカレッジ、ハロウスクールなどは、名門であり、且つ、オックスブリッジ(オックスフォード大学とケンブリッジ大学の呼び名)への進学率が圧倒的に高いパブリックスクールでも有名なだけあり、近年ではアメリカのGAFA(Google,Apple,Facebook,Amazon社)なんかも卒業生を企業へと、繋がりを求めるほどだそうです。

そんな学校にたまたま我が子がご縁あり入学したことがきっかけで、教育熱心な方々から問い合わせが殺到した。という背景があります。

長男長女ともに、ご縁あり、これも流れに身を任せた結果、二人とも小学5年生からイギリス留学をすることになりました。まだまだ10歳そこらで一人海外ボーダー生活というのは、喜んで背中を押したわけではありませんでした。

親元を離れるリスクは、とても大きなものであるからです。

しかも、長男に関しては、コロナ禍真っ只中に渡英しましたから、本当に大変な思いや経験をしていました。親としては何もしてあげられず、ただただ祈るのみ。息子のおかげで、わたしも少し強くなれた気がします。

留学の話はまた次回、今回は、海外留学を"幸せ思考"で考えるとどうであるか?についてお話ししたいと思います。

先程述べたように、我が子の場合は、"たまたま"エリートコースと呼ばれる場所に立っている、ということであり、私がレールを歩かせたわけではありません。ですが私は、イギリスパブリックスクールの虜です。

きっと、皆さんの関心ごとは、どのような勉強方法で、どのような受験を突破し、今どんな生活を送り、どこの大学に行くのか?ではないでしょうか。

私からすれば、大学なんて行く行かない、どこでも構わず、子どもたちが幸せであればその道が正しい。と思っています。

そんなこと言って、相当勉強させているでしょう?とよく言われます。我が子の話を正直にすると本当にびっくりされますが、長男も長女も、私の言うことをお利口さんに「はい、わかりました。」などと言うことは滅多にありません。笑
そんな子達が親の望む通りの進路を選ぶわけがありません。

長男は、帰国子女であったことや、インターナショナルスクールで育ったこともあり、思考がかなり幼い頃からグローバルスタンダードでした。いつかアメリカの学校に行きたい!とよく漠然と話していました。

長女は神戸で生まれ、3才からフィギュアスケート一筋の日々を過ごしていて、寝ても覚めてもフィギュアスケートの生活でした。

どちらも共通点は、自宅学習をほぼしないこと。笑。学校の授業を集中すれば十分だと、よく二人とも言っていました。

そんな彼らが何故二人ともイギリス名門校に合格したのでしょうか。

それは恐らく、"幸せ思考"で子育てをしてきたから。と言っても大袈裟ではないと正直感じています。私の育て方が素晴らしかった!などとは全く思っていません。私のことを少し話しておくと、

・ズボラ
・ルーズ
・適当

私の友人たちが聞くと大きく頷くと思います。笑

そんな私でも、母として、"幸せ思考"で子どもたちに関わることで、子どもたちは勝手にどんどん真っ直ぐ育ってくれています。ありがたい…。笑

長女がイギリス留学を決めた時私たち両親に言った決め台詞があります。

"自分のターニングポイントにしたいから、留学する"

と言ってきました。私から半径5m以上はみ出ないような子だったので、本当にびっくりしたことをハッキリと覚えています。

そして、大切なこと。

海外留学には様々な場所や、国や学校によっても、メリットデメリットがたくさんあるかと思います。そんな中で海外留学を是非我が子にも!と思うのであれば、私が大切にしている"幸せ思考"をお伝えしたいと思います。

子どもは、自ら育つ力を持っていること。
子どもの可能性を最後まで信じてあげること。
いつどんな時でも子どもの味方でいること。

この3つが、子育て、そして海外留学に我が子を出すお守りのようになっています。

私が虜となるイギリスパブリックスクールの魅力はもっともっと深いところにあります。続きはまた次回。そして、イギリス以外にも素晴らしい留学先はたくさんあります。

私の目で見た中でのおすすめのスイス留学。
なんと言っても大自然の中で五感をフルに使って幼児期からフルボーディングを経験できる唯一無二の場所。スキーをすると虜になり、夏はアルプスのハイジになった気分に。豊かな感性と安全性、そして気の利くサービスとおもてなし。日本人にとってとてもしっくりとくる留学先の一つであると言えます。

カナダ、アメリカ、オーストラリア、シンガポール、マレーシア、バリ島、ドバイなど、留学の選択肢は様々。


海外留学が、子ども達にとって、幸せな学生ライフの第一歩となりますように。


2024.7.16









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