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EA初心者が稼ぐためのバイブル

 EAは誰でも稼げるようになります。
すでに稼げている人は見る価値はないのでそのままブラウザバックで大丈夫です。
 EAなんて手を出したことがない、始めたけどまだ稼げていない、稼げていたけど稼げなくなった、そんな方々に向けてのバイブルとしてこの記事を贈ります。
 もし参考になった、タメになった、という方は記事の下にあるサポートより心付けをいただけますとモチベーションアップにつながります。またこの記事を困っている方に届くようぜひ共有していただけますと幸いです。


はじめに

 誰でも稼げるようにはなるとは言いましたが、以下のチェックリストに一つでも当てはまる人はEAで稼ぐことに向いていません。何にでも向き不向きはあるので、違うことで稼いでくださればと思います。

  ✅飽き性。何をやっても三日坊主
  ✅できない原因を他責にするくせがある
  ✅学ぶこと、調べることが嫌い
  ✅すぐにお金が必要
  ✅EAさえ良ければ簡単に稼げると思っている

 ここに書いてあることは最低限のことですが、逆説で読めばそのままEAで稼ぐための心構えと思ってください。
 そしてわからないことがあれば、「絶対に自分で調べる」という癖をつけてください。調べて分からないことであれば聞けばよいと思います。調べる前に聞くことは厳禁です。疑問の95%は答えがすでにあります。

1.下準備

 EAで稼げるようになるために必要なものは以下です。準備しましょう。

  ✅MT4/MT5が動かせるインターネットにつながるPC

以上(笑)
 PCなくてもEAは動かすことはできます。稼げるようになれば最悪スマホ1個で大丈夫ですが、稼げるようになるまでにPCは必須です。後ほど話題にする検証作業や、疑問を調べたりするのに、スマホでは効率が悪すぎます。必要経費と思って準備してください。ハイスペックなものは必要ありません。実際私のPCはディスプレイ2枚合わせても総額8万円しません。

2.EAをゲットしよう

 何がともあれEAをゲットしないといけません。
 でも皆さんここで躓きますよね。わかります。世の中にはごまんとEAがあふれているのに、どれがいいのかなんてわかるはずもありません。それがわかれば苦労してないですよね。でも考え方はシンプルです。
 これから稼ごうとするEAはどれがいいのか??

  ✅実際に稼いでいる人と同じEAを使う
  ✅私のEAを使う

 これが間違いないです。月利はいくつでーとか、勝率はいくつでーとか、そんな細かいことは無用です。裁量じゃないので、実際に稼ぐ人がいるEAならばそれで稼げないなら自分が悪いのです。実に明快。
 身近にEAで稼いでいる人がいるなら聞きましょう。ただしデモ口座やマイクロ口座、セント口座等仮想資金や少額で試せるEAを推奨します。あと無料EAで十分です。
 見つからなければ私のEA使ってください。そもそも無料だし、デモでもマイクロ口座でもなんでもござれです。
 宣伝だと思われるかもしれませんし、信用してくれと言われても信用できるものではないので、私の他の記事やTwitter、Youtubeなどで各自ご判断いただければと思います。気になっていただけたなら遠慮なく絡んできてください。少なくともEA配布開始してから今まで1年間、クレームや文句言われたことは一度もございません

  ✅Twitterはこちら
  ✅Youtubeは
こちら
  ✅公式LINEは
こちら
  ✅note記事一覧は
こちら
  ✅私のEAについては
こちら

3.口座を開設しよう

 EAはMT4かMT5上で稼働します。そのため実際に稼働させるためにEAごとに決められた証券会社で口座開設をしましょう。口座開設の方法は証券会社によって異なるので、各HPで確認しましょう。
 ちなみに私のEAであればデモ口座で基本的にMT4が提供されていればどこの証券会社でも構いませんが、できればリアルで稼働させようとしている証券会社が良いでしょう。私のEAで今現在稼働可能な証券会社は以下です。以降私のEAの前提で解説を進めます。他のEAでも基本やり方は同じです。

  ✅XM
  ✅BigBoss
  ✅Fxbeyond
  ✅exness
        ✅Threetrader
        ✅Gemforex

4.EAを稼働させてみよう

 EAもゲットしたし、口座も開設できたら、何はともあれMT4にEAをセットして稼働させてみましょう。セットの方法はEAの導入マニュアルをご覧ください。ここでの目的は当然稼ぐことではありません。まずは実際に触ってみて以下自分自身で体験し、スキルが身に付けば次に進んでください。パラメータなんかはデフォルトで大丈夫です。

  ✅EAのセット方法
  ✅EAの動かし方
  ✅EAの止め方
  ✅EAが自動エントリー、決済する様子

5.EAのバックテストをしてみよう

 今まではEAというものに慣れてもらうためのステップでしたが、ここからはいよいよ勝っていくためのステップです。
 MT4では過去のチャートを読み込んで、EAを動かしたら結果がどうなるかを自由に確認できる機能が標準装備されています。
 とりあえずやり方を学びましょう。自分で検索してもいいですし、以下動画、記事見ながら必ず自分でやってください
 Youtube動画→EAで稼ごう~検証編~
 note記事→EAの検証って何?vol.1  EAの検証って何?vol.2

 以下のスキルが身に付いたら次に進んでください。

  ✅ストラテジーテスターが動かせる
  ✅欲しい期間、通貨ペアのヒストリカルデータがダウンロードできる
  ✅自在にバックテストできる
  ✅バックテスト結果の見方、見るべきポイントがわかる

6.EAの動き(ロジック)を理解しよう

 バックテスト(以降BT)で自在に過去チャートでEAを動かすことができたら、次は稼働するEAがどこでエントリーし、どこで決済しているのかを確認しましょう。これから稼ごうとするEAの素性を全く知らないまま使うなんてことはあってはなりません。ここをちゃんと理解することで、安心してEAに任せて稼いでいくことができます。
 ロジックを理解する方法は大体以下の方法があります。

  ✅マニュアルを見る
  ✅解説記事、動画を見る
  ✅BTが終わった後に出るインジケータとパラメータ項目から推測する
  ✅開発者に質問する

 但し、開発者のほとんどはロジック非公開だったりするので、聞いても詳細は教えてくれることは中々ないと思います。が、試しに腰低く質問してみて横柄な回答が返ってくるEA開発者はこの時点で切っても良いと思います。他に良いEAは沢山あります。
 驚愕の事実として、私のEAであればすべて包み隠さず公開しています
 Youtube動画→RSI_nanpinEAを知ろう
 note記事→自動売買で稼ごう!! リベロ-Libero-解体新書
 完璧に理解する必要はありませんが、以下の項目くらいは把握して次に進んでください。

  ✅順張りか、逆張りか
  ✅両建てするか、しないか
  ✅ナンピンするか、しないか
  ✅ナンピンするならナンピン幅は固定か、変動か
  ✅エントリー、決済に使われるインジケータは何か

7.パラメータの意味を理解しよう

 ある程度EAの特性が理解できたら、次はパラメータの特性を理解していきましょう。EAはパラメータとしてユーザーが変更できる部分があります。これはEAによって様々で、ロットだけしか変更できないものもあれば、ロジックに関わるありとあらゆる項目を変更できるものまで千差万別です。開発者の意図が大きく表れるところです。
 ここでは、変更できるパラメータが何に影響するのか、一つ一つ理解することが大事です。確認の方法は、バックテストで一つずつパラメータを変えてエントリーの位置、ドローダウン、損益などがどう変わるかを見ていく必要があります。この先自分に合った稼働戦略を取るために必ず必要になってきますので、飛ばさずに進めてください
 ちなみに私のEAであれば、これもマニュアル、note記事で全公開なので理解は早いはずです。ただし本当にそうなるかは自分自身で確かめてください。
 note記事→リベロ-Libero-解体新書
 以下の項目を確認して次に進んでください。

 各パラメータを変更した時、 
  ✅ドローダウンへの影響
  ✅損益への影響
  ✅エントリー頻度への影響

8.稼働戦略を立てよう

 ここまでくればEAの特性はある程度理解できたと思って良いでしょう。ここでは、このEAを使った稼働戦略を考えていきます。戦略というと難しく聞こえますが、とりあえずシンプルに以下どれでいくか決めましょう

  ✅指標は避けつつ、稼働できるピンポイントで稼働して短期高利益率
 
  (月利100%以上)
  ✅週末、月末月初くらいは止め中期中利益率
   (月利20~100%未満)
  ✅基本放置稼働させて長期低利益率
   (月利5~20%未満)

これだけ見ると短期一択じゃんという声が聞こえてきそうですが、高利益率にするとそれだけ口座破綻する確率は上がりますし、基本的に忙しいです。ハイリターンにはハイリスクがつきものなので、生活スタイルも加味しながらご自身に合った戦略を選んでみてください

9.稼働ルール(仮)を決めよう

 実際に稼働するにあたって最も重要なこと、それはルールを決めてそれに淡々と従うことです。そのため運用前には予めルールを決めましょう。ルールを決めずその時の直観で行動していては、一生うまくなりませんので、今後はルールを作る。ルールを守る。を徹底していってください。
 どのみち後で色々と見直していくことになるので、とりあえず仮で良いですが、運用中にコロコロと変えることはNGなので、適当に決めるのは厳禁です。最低でも以下は明確にして次に進んでください。

  ✅一度に口座に入れる入金額
   ・投資可能資金の何%か(はじめは10%以下推奨)
  ✅いつ稼働していつ止めるか
   ・何曜日の何時から、何曜日の何時まで?
   ・月末月初は?
   ・指標は?
   ・連休前後は?
   ・世界の市場休業日は?
  ✅出金(資金移動)のタイミング
   ・毎週?毎月?など定期
   ・いくら以上、+何%以上になったらなど定額、定率
   ・ポジションが解消する度など何かしらのトリガー
  ✅ルール見直しのタイミング
   ・毎月、半年など定期
   ・当初投資可能資金の何%以下になったらなど定額、定率
   ・口座資金が破綻したらなど何かしらのトリガー

10.ベースパラメータを決めよう

 仮にでも稼働戦略、稼働ルールを決められたならば、いよいよ細かい部分に入っていきます。ベースパラメータといっても、まずはデフォルトパラメータでも大丈夫です。デフォルトパラメータで、適当な通貨ペア(どうしても稼働したい通貨ペアがある場合はそれで良い)で、1か月、3か月、半年、1年くらいで期間を区切りBTをしてみましょう。BT期間は稼働戦略に則って決めていきます。短期勝負をするのに1年などの長期は不要、無駄です。稼働戦略が短期なら1~3ヶ月、中期なら3か月~半年、長期なら1年以上が目安です。証拠金設定はとりあえず100万円、初期ロットは0.01にして、まずは破綻せず走り続けられる状態にしておきます。
 BT後の最大ドローダウン(以降DD)を見て、自身の入金額が耐えられるのか、耐えられないならDDに関係するパラメータをざっくり変更して、耐えられる設定を見つけましょう。EAには様々なフィルターなどの機能が付いてたりするかもしれませんが、まずは全てオフにしておいてください。
 やってみるとわかると思いますが、DDを下げていくと基本的に損益も下がります。最終的にはバランスを求めていくのですが、特にベースパラメータはDDを基準に決めていきましょう
 次に進む基準は以下とします。

  ✅戦略に合わせたBT期間で、DDが予定口座資金の30%以下となるパラメータが見つかる(例:口座資金5万円ならDD1万5千円以下)

11.稼働する通貨ペアを決めよう

 EAによっては通貨ペアが指定の場合があるので、その際は基本それに従ってもらって構いませんが、他の通貨ペアでどうなるのかは見ておいて損はないと思います。違う通貨ペアでは稼働しないようにしている可能性もあるので、その際はあきらめてください。私のEAは通貨ペア指定はありません。どの通貨ペアであっても次のパラメータ調整でどんな相場でも合わせこみが可能だからです。
 決め方としては、先ほど決めたベースパラメータで通貨ペアを変えてBTしてみてください。きっとうまく機能するものと全く機能しないものが出てくると思います。しかしそれは普通のことなので気にしないでください。その中で機能する通貨ペアだけ稼働すれば良いのです。
 もし、裁量取引などで相場観があり、どうしても稼働させたい通貨ペアがある場合、その通貨ペアが機能するベースパラメータを探す必要があります。10章に戻って再調整してください。次に進む基準は以下です。

  ✅稼働する通貨ペアが1つ以上決まった

12.パラメータを調整しよう

 稼働する通貨ペアが決まったら、ここからは通貨ペアごとにパラメータを調整していきます。ここでいう調整とは、安定的にDDを低くしつつ、利益とのバランスを求める作業です。最適化が使える人は最適化をしてもらっても大丈夫です。ここが一番根気がいるステップなので頑張りましょう。
 ただし、ここで一つ勘違いをしてはいけないことがあります。それはBTのベストがフォワードのベストではないということです。BTはあくまで過去チャートで検証したものなので、ここでいくらベストを見つけても将来ベストにはなり得ません。
 調整の方法ははっきりいって人それぞれです。投げやりみたいになって申し訳ないですが、ここに正解はないので、自分の中でルールを決めながら調整していくことになります。一例を示すなら、直近1か月間のBTで良さそうなパラメータが見つかったとして、そのパラメータで別の期間の1か月でBTしてみましょう。それを直近半年分、半月ずつ期間をずらしながらBTしていきましょう。DDのばらつきが納得できるものであればひとまず完成です。この時、DDが発生しているところをチャートで確認し、稼働ルール外のエントリーであれば無視しても大丈夫です。先ほども言いましたがこのステップに正解はないです。たまにこだわりが強すぎていつまでもパラメータ調整に勤しむ人が出てきますが、はっきり言って途中から時間の浪費になるだけなので、以下を満足したら次に進んでください。(これも一例なので最終的には自分でルール決めしていきましょう)

  ✅短期:1か月ごとのBTを半年分→DDが50%以下、RFが平均1以上
  ✅中期:3か月ごとのBTを1年分→DDが30%以下、RFが平均1以上
  ✅長期:半年ごとのBTを3年分→DDが20%以下、RFが平均1以上

   ※RF:リカバリーファクター=最終損益÷最大DD

13.デモ口座で1か月稼働してみよう

 ここまで頑張ってきた方は、EAのおよその動きは理解して、堅牢なパラメータができあがったかと思います。まずはここまでたどり着けた自分を褒めてあげましょう。何も知らないEA初心者がここまでたどり着ける人は3割にも満たないと思います。
 しかし、まだ実際にリアル口座で稼働させるのは早いです。まずはデモ口座で今まで決めてきたこと、やってきたことを試しましょう。以下の点に気を付けて、1か月間走り切ってください。この時一度決めたルールは絶対守り切ってください

  ✅稼働戦略に沿ったパラメータの見直し
  ✅稼働ルール通りの行動
  ✅パラメータの入れ間違えがないかの確認
  ✅EA稼働/非稼働の確認

14.結果を振り返ろう

 無事1か月走り抜けた方はおめでとうございます。以下項目を振り返ってください。
  ✅操作ミスはなかったか
  ✅ルールは守れたか

 え?利益は?と思うかもしれませんが、利益など二の次です。意外とこの2つですら守れないことが多いです。まずは息を吸うかのように操作ミスなくルールが守れることが重要です。
 例えば週末は損切りしてでも止めるルールだったのに、なんとなく含み損が多かったので持ち越してしまった、想定外のことが起きてどう動いていいかわからなかった、利益が少なかったので途中からロットを上げて動かしていた、などなど色々やらかしていませんか?
 それらはバッチリという方は、追加で以下も確認してみてください。
  ✅DDは50%以下だったか
  ✅利益は想定月利±10%くらいだったか
  ✅相場環境はBTの期間と比べて変わっていないか

15.稼働ルールを見直そう

 1か月を振り返ってみた結果、想定と違っていた、想定になかった場合は、稼働ルールの見直しを検討してみましょう。しかしただ闇雲に見直ししてもダメです。想定と違ったところがなぜダメだったのかを振り返ることが大事です。
 例えば稼働ルールが守れなかったのであれば、なぜ守れなかったのか、「自責」で考えましょう。その原因を徹底的につぶしていく必要があります。次同じ過ちを犯さないためにどうすればよいか真剣に考えましょう。DDが想定を超えてしまったので、利益がほとんど出なかったので、などはよくある理由です。けどルール通りに運用した結果なのであれば、間違ったことはしていません。たまたま相場が今のパラメータに合っていなかったということです。変えるべきはルールではなく、パラメータです。そこをはき違えることなく、想定外をできるだけ想定内に変えていきましょう。
 もしルールを変えたのであれば、再度14章に戻ってやり直しです。14,15章を繰り返して自分の中で守り切れる、判断に迷わない、自信のあるルールを作り上げてください。以下確認して問題なければ次のステップです。

  ✅稼働ルールの見直し項目は無くなった
  ✅1か月通して想定外のことは起きずルールを守り切った
  ✅リアルのお金をかけてもブレない自信がついた

16.少額リアル口座で稼働してみよう

 ここまでしっかりステップを踏んできた方、非常に長かったと思います。お疲れ様です。ですが、ここまでやったんだという自信がついてきませんか?なるほど。EAはこうやったら稼げるんだと理解ができてきたのではないでしょうか。
 いよいよ、リアル口座でリアルマネーを投資して運用していきましょう。但しかけるお金は最低限にしましょう。マイクロ口座があるならそこで十分です。やることはデモ口座での運用と同じです。むしろ絶対に変えてはいけません。リアルマネーがかかった時、人は愚かな行動をしがちです。少額とはいえ、自分のお金がかかっている分、様々な誘惑、煩悩が頭を支配してきます。それに打ち勝つことがここでの課題です。
 期間はデモと同様1ヶ月ほど取り組んで見ましょう。1ヶ月経って、以下達成したら次ステップです。
  ✅デモ口座同様、ルール通りやり切れた
  ✅月トータルプラスで終えることができた
  ✅含み損が増えてきても全く気にならなかった

17.稼働する通貨ペアを増やしてみよう

 リアルマネーでもブレない強靭な心を手に入れたあなたは、もうほとんど自力で成長出来る基盤ができています。ここでは、11章から取り組んできたことを他の通貨ペアでもできるようになりましょうリアル口座での運用は、そのまま続けたままで並行して取り組んでいけば良いです。リアル口座で運用を始めた通貨ペアにおいても、適宜パラメータの調整は怠らないようにしていきましょう。
 もし他にも運用できそうな通貨ペアを見つけたら、まずは別の口座で運用することをオススメします。
 以下達成できたら次です。
  ✅リアル口座で1通貨ペアずつ、複数口座で、1ヶ月以上ルール通りの運用ができた
  ✅複数口座全てで月トータルプラスで終えることができた

18.ポートフォリオを組んでみよう

 ここまでたどり着いたあなた。もう十分自力で実践やっていけます。習うより慣れろとはよく言いますが、EAの世界においても同じです。ここからは、リスクをできる限り減らし、効率よく稼いでいくためのお話です。
 ポートフォリオとは、広義では投資全般で良く使われます。投資資金を分散させ、何かが落ち込んでも他で稼いでいこう、トータルで安定的にプラスに持っていこうという考えで取り組むことです(細かい言い回しは違うかもしれませんが気にしないでください)
 ここでいうポートフォリオとは、狭義も狭義ですが、EA同士でポートフォリオを組もうということです。以下上から順にポートフォリオとしての効果が高いです。上のものほどポートフォリオの効果が大きいです。

  ✅ロジックが全く被らないEAを同時稼働
    ・逆張りナンピン
    ・順張りブレークアウト
    ・ゴトー日
    ・スイング etc.
  ✅同じ逆張りナンピンでも内部ロジックが違うEAを同時稼働
    ・RSI
    ・MACD
    ・MA
    ・ボリンジャーバンド etc.
  ✅同じEAでも相関のない通貨ペアで同時稼働
    ・GBPUSDとEURGBP
    ・EURAUDとAUDCAD etc.

通貨ペアの相関係数(引用:https://jp.investing.com/tools/correlation-calculator)

  ✅同じEA、同じ通貨ペアでもエントリーポイントをずらす
   ・逆張りチックと順張りチック
   ・稼働時間足変更
   ・稼働タイミングをずらす
   ・長期、中期、短期で使い分ける etc.
  ✅同じEA、同じ通貨ペアでもブローカーを変える
   ・XMとBigBoss
   ・exnessとis6fx etc
但し口座間はもとよりブローカー間の両建て禁止が一般的なので両建てにならないよう注意すること。(ロングのみ、ショートのみなど)

19.少額リアルで3か月生き残ってみよう

 ここからは実践あるのみです。今までは1か月生き残ってきたかと思いますが、3か月生き残ってみましょう。生き残るとは3か月間トータルでプラス、できれば単月トータルでプラスを3か月間続けることです。しかしここまでたどり着いたのであれば、これはそう難しくないと思います。改めて以下に気を付けながら取り組んでください。

  ✅決めたルールは守り切れているか

20.ダメなところを改善し続けよう

 さて、きっと真面目に取り組んでこられたのであれば、ここまでに沢山ダメなことをしてきたり、気づいたりしていると思います。そのダメは一度やるのは仕方がないと思います。しかし再び同じダメなことをやるのは厳禁です。そうならないよう戦略、ルールを改善し続けましょう。これには終わりはないです。EAを運用する限り一生続けていくことになるかと思います。一緒に頑張りましょう!

  ✅やってダメと感じたことの再発防止をルール化できている

21.稼働資金を徐々に増やしていこう

 少額でメンタルがブレることなく、決めたルールの則って淡々とEAを運用できるようになったら、いよいよ稼ぎ始めるフェーズです。証拠金1万円ではたとえ月利100%でも月に1万円しか稼げませんからね。ましてや月利5%で回していたら月に500円。。。
 これを増やすには運用資金を増やしていくしかありません。しかしいくら自信があっても一気に増やしてはいけません。多くても2,3倍ずつでしょう。それ以上はこの先抱える含み損にハラハラしてしまうはずです。
 そして20章で学んだように、まずはポートフォリオを組み、資金を分散させてください。調子の良さそうなEAに一極集中でロットを張るのはもっての他です。今まで学んできた方ならきっとご理解されているかと思います。一極集中で稼ごうとするのは欲でしかありませんから。

22.相場環境を認識してみよう

 ここからは更にリスクを下げつつ、効率よく稼いでいくための一つの方法です。EAには相場環境によって得意不得意が分かれます。ざっくり分けるのであれば、逆張り系のEAであればレンジ相場が得意、順張り系のEAであればトレンド相場が得意といった感じです。自分が使っているEAがどんな相場が得意なのか、ここまで検証やフォワード運用してきたならもうわかっているはずです。
 考え方としては、その相場環境を認識して、得意な相場だけ稼働し、不得意な相場では停止すれば良いということです。これは裁量のスキルがものをいってくるので、今日覚えて明日からというわけにはいきません。しかし、その分得られる成果は大きいです。
 普段からチャートを見て、今はレンジ相場なのか、アップトレンドなのか、ダウントレンドなのか、その切り替わりはどこからなのか、を考えることが重要です。難しいのは、後から見れば誰が見てもレンジやトレンドとわかるのですが、それがどれだけ早く察知できるかということころです。やればやるほどその精度が上がっていくはずなので、あきらめずにやり続けてください。

  ✅自分なりのルールでレンジとトレンドが見分けられる

23.相場環境に合わせたパラメータを組んでみよう

 相場環境が読めるのであれば、その相場が得意なEAに差し替えてももちろん良いですが、私のEAであれば、パラメータを組み替えるだけでその相場に合わせることが可能です。なのでレンジ用、アップトレンド用、ダウントレンド用の3つ、もしくは可能な限り細分化したセットファイルを作ってみましょう。
 バックテストで、それぞれの相場環境を抜き取り、パラメータを調整しながらバランスの良い設定を見つけ出していく作業です。しかし完全に相場を読むことは誰にもできませんので、多少相場環境認識がずれたとしても打撃がでないようにしておく必要があります。それをどの程度にとどめておくかは個人の裁量スキルによるところがあるので、自分ならここからここまでをレンジと判断できるからその範囲とその前後を入れてバックテストしていくということになるかと思います。
 地道な努力が必要ですが、リスクリワードが劇的に向上するところですので頑張っていきましょう。私も頑張っていきます。

  ✅相場環境に合わせたパラメータセットファイルが複数できた

24.相場環境に合わせてパラメータを組み替え運用しよう

 最後は、22章で培った相場環境認識と23章で作り上げた相場環境ごとのセットファイルを適宜組み替えて運用していく実践です。ここまで読んでいただいた方はもちろんわかっていると思いますが、いきなりリアルで運用するのはダメですからね。必ずデモや少額から、自分の戦い方がうまくいくのか試して、自信がついてからリアル運用を行ってください。

  ✅お疲れ様でした!!!!!

おわりに

 ここまで読んでいただいてありがとうございました。読むだけなら15分もあれば読み終えることはできますが、それぞれしっかり実践していき、自分のものにするためには間違いなく半年以上はかかると思います。しかし半年やそこら真剣に学べば、稼げるようになると考えれば本気になれるのではないでしょうか。
 ここに書いてあることは、私が実践してきて稼げるようになった足跡のようなものです。この全てが正しいやり方かどうかはわかりませんが、少なくとも何も知らなかった素人が、ゼロから稼げるようなれた実績がある内容ですし、高いお金を払って手に入れる商材に手を出す前に、より実践的で身近なバイブルとしてお使いいただければ幸いです。

 もし、この記事を読んで参考になった、有料レベルだと思って下さる方がいらっしゃれば、少額で構いませんので下のサポートから投げ銭などしていただけると今後のモチベーションアップにつながりますので、何卒よろしくお願いします。

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