田舎物件の探し方:別荘地編
※note版はブログちょいなか暮らし|1000万円を捨てた女で書いた記事の抜粋版となっております。よろしければ是非本ブログもご一読ください(o^―^o)
私は2020年に那須に移住したのですが、以前ご紹介した田舎のフツーの我が家という記事でさらりと触れた、新居捜索中に別荘地ならではの田舎暮らし物件の探し方のコツを学んだのでご紹介したいと思います。
100%田舎暮らし志向の方でなくとも、デュアルライフや別荘をお探しの方にもご参考になるかと思います。
管理されている別荘地
別荘地、というと、門構えやゲートがあって管理棟があって、区画ごとに分譲されていて…というイメージですよね。
実際、那須にはたくさんそういった別荘地があり、多くの方が別荘地として利用されていて、募集もされています。
どういう田舎暮らしがしたいのか?にもよるのですが、別荘地には様々なメリット・デメリットがあります。
・別荘地として囲われているので防犯性が高い
・管理人さんが冬場の水道の凍結防止をしてくれる
・管理人さんが別荘地内の道や木々などの整備をしてくれる
・ゴミステーションが利用できる
・オシャレな別荘物件が多い
・ゴルフ場や温泉など提携施設が無料or優待価格で利用できる
特にデュアルライフや別荘利用を考えている方は不在がちでしょうから、水道の凍結防止なんかはありがたいサービスだと思います。
あと、ごみ問題ですね、一般的な住宅街だと自治会とかに入らないといけないし、ごみの出し方でご近所さんと揉めてしまう、なんて都会でもどこでも発生する問題ですから、管理人さんが全部やってくれるというのは本当に楽だと思います。
しかしその反面、デメリットもいくつか挙げられます。
・管理費がかかる
・分譲区画によってはお隣さんが近い
・公営水道ではなく私営水道である場合が多く水道利用料が高い
管理費や水道利用料が高いといっても、得られる特典との天秤にかけてコスパで判断してもいかもしれません。
お隣さんが近いことも、都会みたいに手が届く近さではありませんから、もしかしたら気にしない人は気にしないかもしれません。
ですが、別荘の中古販売のサイトをいくつか見ていただくとすぐわかるのですが、普通に使えそうな小綺麗な物件が300万とか400万とか破格の値段で売られているのを幾つも発見できると思います。
これは、写真では見せられない傷みがあるというわけではありません(そういうのもあるとは思うけど)。管理費が高くや公営水道ではないという点で、資産としての価値がつかないという事なんです。
一部高額物件もありますが、築浅な分価値が乗っているだけで、将来的には暴落必須です。
多くの場合、バブリー時代の別荘ブームに乗って親などが購入した物件を相続したものの、重すぎる固定資産税や管理費等に耐えられず「今すぐにでも売りたい!」と販売しているものです。持っているだけで金食い虫だし、安くてもいいから早く手放したいのです。
なので、初期費用抑えたい!とか、別荘地ってなんか素敵な建物が多い!とかって安易に選んでしまうと、長く使うには考えものですよ。
特にお子さんがいらっしゃって、「人気別荘地なら資産として残してあげられるし!」と思われている方、その逆です。ただの重荷となってしまう可能性大なので、長い目で考えてみてくださいね。
管理されていない別荘
ブログではその他「管理されていない別荘」と実際に私が住んでいる「別荘地外別荘」についても書いています。
是非是非ご訪問をお待ちしております!
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