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「産後復帰率100%」の秘密【情熱社長倶楽部】VOL.61

平素より大変お世話になっております。
ソリューションの長友です。

自粛期間の反動で、
6月後半から8月にかけての予定が詰まってきました。

感染対策をしながらではありますが、
対面でお客様と接する時間が多く、
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

各クライアント様も、
この約2~3か月間は変化の連続だったと思いますので、
組織の状況を1つひとつお聴きしながら
空白の時間を埋めていきたいと思います。


さて、今週も弊社も組織の中で「変化」がありました。

それは、コロナの影響で復帰が約2か月間遅れたのですが、
育休明けの土田さんが復帰してくれたことによるものです。

現在の大阪メンバーの多くは、
土田さんが大阪拠点長時代に共に働いたメンバーでもあり、
復帰を待ちわびていたのでしょう。

お客様へのテレアポの声もいつも以上に大きく、
ひとつひとつの動きも機敏でした。

初日からオフィスの雰囲気が一気に変化し、
「誰か1人の影響」が、組織に与える変化は
非常に大きなものだと改めて実感しました。


そんな私も、土田さんとは、クライアント様への
新たなサポート体制を実行する予定でいますので、
共に働ける喜びを感じながら準備を進めています。

また、来月には
面談事業部の責任者を務めてくれていた
岩元さんの復帰が決まっており、

今月の10日から産休に入りました荻さんも
元気なお子さんを出産し、子育てと両立をしながら、
復帰をすると言ってくれています。

このように、産休後や育休後も
復帰をしてもらえることは、
非常に喜ばしいことだなと感じます。


しかし、世の中を見れば、
中小企業の育休後の職場復帰率は
40%弱と言われており、

約60%の女性が
第1子出産前後に離職している現状は、
ここ20年間変化をしていないそうです。

半数が女性スタッフの弊社でも、
この問題は考えなければならない
重要項目であり、

私も「復帰100%を目指していきたい」
と考えて取り組んできました。


取り組みの中で私としては
2つのことを大切にしてきました。

1つ目は、育休産休明けのメンバーの復帰は、
現場メンバーへの負担もあるので、
「現場メンバーに理解してもらうこと」

そして2つ目は
「復帰メンバーの役割を明確にする」
ということです。


「復帰メンバーの役割」に関しては、
就業時間が他のメンバーより短くなる分、
「出来る仕事が限られる」と考えると
何も発想が浮かびません。


ここで大切なことは

「メンバーの強みは何か」
「今まで貢献してくれたことは何か」

改めて思い返しながら、今社内で必要なこと、
お客様に対して実現したいことを
考えていくということ、つまり

復帰メンバーのための「仕事をつくる」のではなく、
復帰メンバーの「強みや経験を活かす」という
ことであると私は考えています。

こうすることで、
産休育休後に復帰をしてくれるメンバーも
社内の既存メンバーも、
安心して働ける環境が出来るのです。


産休育休後のメンバーの復帰は
組織として「変化する」タイミングの1つです。

もちろん、社内のルールや
決まり事などはあるかもしれませんが、
それは「変化」させたらいいのです。


社員1人ひとりの強みを活かした
組織づくりを実現していくならば、
「産休育休後のメンバーの活かし方」には
是非、挑戦していただければと思います。


コロナの影響で、世の中が変化することに対して
抵抗感が下がっているからこそ、

今はまさに、組織として
取り組んでいきたかったことに挑戦をする
一番のタイミングですね。

ぜひ、着手してみてはいかがでしょうか。


最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。


長友 威一郎

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