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責任者が私にしたリクエスト【情熱社長倶楽部】VOL.70

平素より大変お世話になっております。
ソリューションの長友です。

台風10号が九州付近に近づき、
メディアから流れてくるニュースを見ながら、
自然の恐ろしさを改めて感じています。

被災された皆様ならびに
そのご家族の皆様に
心よりお見舞い申し上げます。


さて、今週のメルマガでは、
先月末に行なった自社の責任者合宿の内容と
私の心境の変化についてお伝えいたします。

弊社は3月が決算月ですので、
この時期の責任者合宿の主な目的は、

上半期の振り返りと下半期に向けた
戦略戦術のすり合わせです。


上半期は、クライアント様からのご依頼や、
責任者を筆頭としたメンバーの頑張りで、
何とか踏ん張ることが出来ましたが、

下半期や来期については、
私も焦りの気持ちがありました。


そのため、責任者合宿の初めは
少しピリピリした空気があり、

この状態を見た責任者の1名が、
「まずは、理想のチームとはどんなチームか?
を各自アウトプットしましょう!」
と提案してくれたところからスタートしました。


私としては「今さらかよ…」
という気持ちもありましたが、

トップバッターに指名されたので、
自らの考えを伝えました。


そして、各責任者の想いを聴いていると、
考えていることや、描く理想のチーム像は
近いものがあると再確認することができました。

仲間の想いを聴けたことで、
スタート時の私のピリピリした空気は
いつしか「安心感」に変わっていました。

お互いの考えや想いを
言葉で確認することの大切さを
教えてくれた時間でした。


また、いざ会議の本題に入る前には、
目線合わせとして、

「各責任者の理想の役割」を洗い出し、
現実とのGAPについて考える時間を取りました。

どんなものが出るのか緊張していましたが、
経営者である私の理想の役割として出てきた内容は、


「いつも笑顔でワクワクしている」
「厳しいことでなく夢や無茶なことを語っている」
「メンバーを褒めている」
「外部で経営者仲間を創っている」


などであり私自身が
全く出来ていないものばかりでした。


確かに、責任者が話してくれたような
理想の役割の方が、自分らしく、
大好きなメンバーと楽しみながら
仕事に没頭できることは私も頭ではわかっています。

しかし、心のどこかで
「自分がどうにかしなければ」
という想いが強くそのようになれていませんでした。


ただその姿勢が、
各責任者を含めメンバーに、
安心感より危機感を促していたこと、

経営者として見るべき未来ではなく、
“今”に没頭してしまっていたことに気づきました。


そんな私に対して責任者が


「下半期は、長友さんが理想とするチームを実現するために
理想の経営者としての役割を全うして下さい!
厳しいことを組織に伝えるのは我々責任者の役割です。」


と伝えてくれました。

私としては、心から嬉しい気持ちが
こみ上げてきたと同時に

もっと責任者のことを信じて
任せていこうという心に決めました。


結果、その後の合宿は、
責任者の発言を中心に決めるべきことを決め、
有意義なものにすることができました。


私としては、自らの経営者としての未熟さと
責任者の成長を感じることができた責任者合宿でした。


企業に経営者は1人しかいません。

私がそうであったように、
やはり、経営者の影響がいい意味でも悪い意味でも、
組織に影響を及ぼしますね。


改めて、経営者は未来を描き、
理想とする組織や実現したいことを
ワクワクしながら語り続けていくことを
最大の役割として進んでいきましょう。

私もワクワクしながら語り続けていきます!


最後までお読みいただき、
誠にありがとうございました。


長友 威一郎


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