SOLUNA*
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こちらは天空不動産おっさんずラブ作品の格納倉庫です。全てのデザイン、イラスト、テキスト、SS、写真の著作権はSOLUNA*にあります。無断による転用、転載、自作発言の一切を禁じます。 おっさんずラブに見る心理学と自分の癒し方 作品について 自分の中から自然に湧き上がるもの、自身の中で構築する世界観を、できるだけ寸分違わぬよう第三者に見えるカタチとして掬い上げている作業群です。 作者について SOLUNA*(ソルナ) SOLUNAとはスペイン語のsol(ソル・太
牧の心の闇を読み解くを併せて読んで頂きたいのですが、牧パパが倒れた息子にまだ仕事に打ち込ませようしたことが揶揄されていることに自分は悲しさを覚えました。軽い冗談なのかもしれませんが、牧パパに対して誤解を招く恐れもあるため、自分にはそれが理解出来ませんでした。 牧パパが春田に「仕事に打ち込ませてやって欲しい」と言ったのは、身体を壊して倒れてもなお、馬車馬のように働けという意味ではもちろんありません。やっと息子が自分のやりたいことや自分の夢を持ち、それに向かって邁進している
リターンズで良く目にした感想の中で、春田が幼児化しているというものがありました。確かにリターンズでは、輪をかけて春田が牧に甘える仕草や涙を流すシーンが多かったと思います。 私は常々、春田は人の弱さや脆い部分、もっと言うと醜い面や認めたくない自分、孤独や不安に怯えたり深く傷ついている〝私〟なのだと思って来ました。春田創一というキャラクターは、いつもは大人の知恵でひた隠しにしている、無意識の層の自分を少し誇張して具現化している象徴とでも言いましょうか。人として欠けて
以前放送された『マツコ会議』という番組で藝大をテーマにしていたことがあった。個人的に興味があったため、録画をしてそれを見ていた。 すると学生の方が自身の作品に対して『自分が執着してしまう過去は、つらい苦しい体験よりも、幸福な思い出の方がいつまでも自分を縛っているような気がする』と話していた。それにはとても共感出来る。 自分が好んで使う言葉に『追憶の箱庭』というものがある。追憶の中の箱庭は幸福で満たされていて、自分はそこにずっと縛られている、というものだ。それは漠
はじめに 今回はどうしても描きたいもの、誰かに伝えたいこと、公式へのお礼が言いたくて、テキスト、イラスト、SSの三部構成となっております。今回イラストは5枚描き下ろしました。また、過去の写真素材、レジン作品も含めた集大成となっております。かなり長いですが最後までお付き合い頂ければ幸いです。 小さな部活動だったあの頃から5年 リターンズの監督は2018年版と同じ、3人の監督で構成されていますが、2018年版の春田と牧の別れでメガホンを取ったyuki監督が、リターンズで