見出し画像

それはブログセラピーと言えるかもしれない

本日7月31日は、私のブログ記念日。
2005年7月31日に最初のブログを始めました。


私は子供が3人いるのですが、その頃、真ん中の自閉症の息子が少しづつ落ち着いてきて、私自身にだいぶ余裕が出てきたので、ちょっと“何か”を変えてみたかったのかな。
息子が小さい頃は、一瞬目を離すと行方不明になる多動だし、家の中にいてもそこらじゅう破壊されるので片時も目が離せなくて…。
とにかく毎日がらツラくて苦しくて、生きるだけで精一杯、という毎日だったけど、その頃から段々意思疎通ができるようになってきて、多動も落ち着いて、パニック発作はあるものの、家の中で落ち着いて過ごせるようになっていたので、私自身のことをできる余裕が。

生活も不安定だし、夫婦仲も最悪だし、社会は生き辛いし、自分のことは大嫌いだし、、、と、とにかく何もかもが嫌な日々。
そんな世界を変えたいという思いが強くなって本を読みまくっていた時に、我が家にPCがやってきたのが転機になりました。

その頃はホームページが主流で、一般の人たちも個人でホームページを持っていて、その中でコラムを書いてる人が多かったのかな?
そんなコラムを中心に読んでいたのだけど、各プロバイダーが無料ブログを次々と提供し始めたので、私も書いてみよう、と軽い気持ちで始めたんです。

内容は、たわいもない日常の出来事や子育て、その中で自分が感じたことなどなど。
ほぼ毎日のようにアウトプットをしていくと、自分を客観視することができて、自分の感情とも向き合うことができてたように思います。

ブログを書き続けることで、ブログ友達もでき、意見交換することで、また気付きを得たりしていくうちに、息子が障害児として産まれたことも感謝できるようになったり、世界中が敵!とファイティングポーズだったのが、人の優しさに気がつけるようになったり、自分自身のことも少しづつ認められるようになったり、と変化が起きてきました。

今思えば、セルフカウンセリングのようなことをブログを通してできていたのかな。
アウトプットすることで、自分でも気が付かなかった本音が見えたり、過去の傷を慰めることができたり。
知らず知らずのうちに“ブログセラピー”になっていたんだと思う。

その歩みは亀のようなものではあったし、「メンター」と呼べる人の言葉を受け入れられるようになるまでに10年の月日が流れていたけど(笑)


そんな事を思い出しながら、まだ残っていた当時のブログを読んでみたら、素直な言葉が並んでいて、ありのままに綴られていて、今よりもずっと書くことを楽しんでいる感じでした。

昔の自分に何か大切なものを教えられた気がしたなぁ。

よろしければサポートをよろしくお願いします。クリエイター活動を続ける励みになります(*^▽^*)