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冬を健康に乗り切るために【高血圧と冷えの防ぎ方】

冬になると血圧が上がると聞いたことはありますか?

コニーは若いころは低血圧だったもので、あまり気にしていなかったのですが、少し前にたまたま血圧を測る機会がありまして、血圧が高めになっていて驚きました。

最近、血圧やコレステロールなどのお薬は使っている人が多く、処方薬の供給が間に合っていないようで、薬局が保持に苦戦しているようです。

ということは、このまま放置して薬を飲まないといけないカラダにしてしまったら大変!ということで、血圧を下げるために色々見直すことにいたしました。

そこで、今回は血圧を中心にお話をしようと思います。

血圧が高いってどういうこと

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高血圧と収縮期血圧が140mmhg以上 拡張期血圧が90mmhg以上の状態が継続していることを言います。

お風呂に入った後、食事をした後など、一時的に高くなるタイミングに超えるのは高血圧とは言いません。

自覚症状があまりなく、健康診断の時に気付くというケースが多いのも特徴です。

高血圧が続くと心筋梗塞、心不全、脳血管疾患、腎不全などのリスクがあがります。

頭重、めまい、肩こりなど血流が影響する症状が出ることもあります。

気のせいで済ませやすい症状なので、見逃さないようにするのも大切です。

冬に血圧があがる理由

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寒くなると体温を保持するために血管が収縮します。

他にも忘年会や新年会で飲酒の機会が増え、お酒に合うおつまみなどは塩分が多くなったりします。

発汗が減る上、寒いと言って運動不足になり、体重増加とともに血圧もあがるとも言われています。

入浴時にも湯舟に深く浸かると水圧によって血圧は上昇します。

寒いと首まで浸かって温まろうとしますからね。仕方ないですよね。

しかし、夏と冬では10mmhgの差が出る方も多いようなので、仕方ないなぁと笑っているわけにはいきませんよね。

湯舟で温まったあとに脱衣所が寒かったりして、キュッと血管が収縮し、また血圧が上がるというのもあります。

寒暖差が影響するので、そういったのも冬に血圧が上がるという理由になっているようです。

運動と血圧の関係

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加齢とともに血管が硬くなり弾力性が失われます。それが血圧をあげる原因とも言われています。では、逆にどうしたら柔らかくなるのでしょうか。

最近注目されているのが一酸化窒素(NO エヌオー)です。

NOが血管へ影響する効果の研究は1998年ノーベル医学・生物学賞を受賞しました。

自然界では窒素と酸素の化合物と言われているので、大気汚染の原因となる有害物質です。

しかし、体内では血管の筋肉を柔らかくし、血管を広げやすくし、結果的に血栓を抑える働きを担っていると言われています。

体内のNOは血流が速くなる時に作られます。激しい無酸素運動は心臓に負荷がかかります。ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を20分以上続けることが効果的だそうです。

特にふくらはぎは第二の心臓と言われていますし、太ももは最も大きな筋肉で構成されています。そういった筋肉を多く動かすことができるウォーキングやジョギングは効率よくNOを増やせるのです。

運動をする時間が取れない場合も、その2か所のエクササイズをするだけでも効果がでると言えます。

足がしびれる程度に正座し、壁に寄りかかりながら立ち上がって足踏みする。

つま先立ち、かかと立ちを繰り返す。

そういったエクササイズを無理のない範囲で続けてみるのもいいでしょう。

冬の健康を守ろう

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①水分を取ろう

体内の水分が減ると体内のカリウムの排出がしにくくなります。結果塩分を多く摂取しているのと同じ状態になりやすくなります。乾燥しているな。と感じたら極力水分を取りましょう。

カフェインは血圧を上昇させたり、利尿作用もあるので、ノンカフェインがいいです。スポーツ飲料は塩分と糖分が入っているので、避けた方がいいです。コニーは酸化作用がありノンカフェインなルイボスティーを愛飲しています。

②カラダを冷やさない

お風呂に入る前に脱衣所を温めておく。

キッチンに立つときはスリッパを履く。

首の後ろ、襟があたる部分のツボ(大椎)は全身を温めるツボになります。風邪などを予防する効果もあります。長時間外に出ないといけないような時はこの部分にカイロが当たるようにするのがいいでしょう。

③ストレッチしよう

朝起きて1杯の水を飲み、体内に水分を補給する。

そして、縮こまった筋をゆっくり深呼吸しながら伸ばす。

ストレスも血圧を上げやすいと言われていますので、朝はリラックスして迎えることで、ココロも柔らかくしましょう。

④睡眠を取る

疲労を感じたら、少し休みましょう。可能なら横に慣れると良いです。つま先に降りた血液は心臓に戻りにくくなります。心臓との高低差を少なくすることが心臓への負担を減らすことになります。

夜は最低でも6時間は眠るようにし、免疫力を下げないようにしてくださいね。

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今回は高血圧を中心に冬の健康について簡単にお話しさせていただきました。

冬には風邪以外にも多くの体調不良リスクが潜んでいます。

笑顔で冬を乗り切りたいですね。

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