人間 part2
youtubeで又吉さんが仲の良い芸人達と好きな本について語る「第一芸人文芸部」という動画を見ている。又吉さんは色々なジャンルの本に精通していて、自分の足を使って書店を開拓されていて本当に本が好きな方なのだなと思った。
今朝色々と思うことがあり、又吉さんの「人間」という本を読み返していた。
作中で、「現状を打開しようとあがいているが人間として適切なだらしなさも持っていて台無しになり苦しそうにしている」主人公のことが好きだという登場人物が出てくる。
この台詞は当に私のことを言い当てられているように思う。
中学〜大学まで私立に通わせてもらい、恵まれた環境や友人が居たにも関わらず自らの怠惰さ故に後味の悪い思いをすることが何度もあった。
そのような経験を繰り返すことによって、自分自身良い環境に居ても胡座をかくだけなのでひどい状況で辛い思いをしている方が良いのではないかと思っている。その方が人間的でいられる気がする。