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もやもやを与える人になることで、相手の人生に本当の価値を提供しよう

もやもやを解消する人と与える人、どちらが大切?

悩み事があるときに相談する相手とは

皆さんが悩み事を抱えたとき、真っ先に思い浮かぶのは

「もやもやを解消してくれる人」

ではないでしょうか。

確かに、すぐに答えを出してくれる人は心強い存在です。

しかし、本当の問題解決につながるのは、自分で考えるきっかけを与えてくれる

「もやもやを与える人」

なのかもしれません。

もやもやを与える人の重要性

生成AIのセミナーで私がいつも伝えていることがあります。

それは、

「生成AIの答えは楽しいですか?」

と参加者に問われたら、、、

「何をもって正しいというのでしょうか?」

と聞き返します。

日本人は自分で考える時間を持っていないのではないかと感じることが多々あります。

だからこそ、

「あの人は何が言いたかったんだろう」

と考える時間を与えられる人になることに価値があるのです。

もやもやを残すことで、相手に自分で考えさせる

すべてを解消する話し方は深い考えではない

与えられたもやもや感は、その直後や近い将来では理解できないかもしれません。

しかし、5年後、10年後に

「この人はこういったことを言いたかったんだ」

と思い出してもらえることも多いでしょう。

そして、その人の人生に何かヒントを与えられるのです。

すべてを解消するための話し方はその場しのぎですぐ忘れてしまいます。

偉人の名言に学ぶ、自分で考えることの大切さ

世の中の偉人の名言を見てみても、どれもシンプルなものばかりです。

それは

「自分自身で考えてみなさい」

というメッセージを込めているからです。

全てを与えすぎず、考えさせることが大事なのです。

もやもやを与えることと解消すること、バランスが重要

もやもやを与えすぎるリスク

ただし、もやもやを与えることが相手にとって本当に価値があるのかは注意が必要です。

もやもやを残しすぎると、相手が混乱したり、モチベーションを失ったりする可能性もあります。

状況に応じて、もやもやを解消することと与えることのバランスを取ることが大切です。

優れたメンターとは

私は、考える時間を与えられるきっかけを提供できる、優れたメンターでありたいと思っています。

生成AI、ChatGPTのセミナーでは、最新の情報や使い方をお伝えするだけでなく、仕事や人生に関する気づきを一つ二つ得られるような内容にしています。

もやもやを与える人になることで、相手の人生に本当の価値を提供できるのです。

「あの人と会ったら、すっきりする!」

より、目指すべきは、、、

「あの人と会ったら、もやもや感がのこるんだよな、、」

自分で考えることの大切さを伝え、成長のきっかけを与えられる存在を目指しましょう。

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