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「250日連続投稿」を続ける私の方法【複数の柱を立てる】

noteへの投稿を始めてから255日が経過した。毎日欠かすことなく更新を続けている。

連続投稿を続けるためのコツを私なりにまとめてみたいと思う。

前回、「テーマを絞ることで、書きたいことが湧いてくる」という話をした。

そのうえで提案したいのは、「複数の柱を立てる」ことである。

②複数の柱を立てる

会社を経営する場合、事業の柱を何本かもっていたほうが経営は安定する。

たとえば、居酒屋チェーン一本しか柱がないと、近年のように消費者の行動に規制がかかると、一気にピンチに陥る。だが、不動産業や介護事業も同時に展開していれば、そのダメージは最小限に抑えることができる。投資の分散投資も同じ発想である。

noteの投稿も同じだ。テーマの柱が一本しかないと、ネタの幅が広がらず、枯渇しかねない。だから、好きで関心のあるテーマの中にも、いくつかの柱があると、ネタに困らなくなる。

私の場合、おもな柱は6つある。

①ソロ温泉
②温泉ワーケーション
③絶景温泉
④温泉移住
⑤温泉本
⑥おすすめ温泉

ポイントは、柱がすべて「温泉」というテーマに集約されることである。あくまでも自分の守備範囲内でないと、継続して記事化する柱にはなりにくい。

経営の事業であれば、多角化して複数の事業を立ち上げる場合、それぞれの事業が互いにプラスの効果をもたらすシナジー効果がないと、それぞれの事業が孤立してしまう。

たとえば、楽天グループは数々の事業をグループ内に抱えているが、基本的にはネットという基盤が通底している。だから、一見関係のないそれぞれの事業が補い合いながら、事業を育てることが可能になる。

noteのテーマも同様に、各柱が棲み分けをしながら、相乗効果をもたらすのが理想だ。

たとえば、「ソロ温泉で湯船を独泉する方法」というテーマで記事を書いたとき、ワーケーションの場合はどうか、絶景温泉の場合はどうかと、思考が拡張していく。その結果、同じ独泉というテーマでも、次々ネタが転がっていく。

そうした正の循環ぎ生まれれば、しばらくネタに困ることもなくなる。あまりに離れすぎた柱だと、この循環が生まれにくい。

また、複数の柱をもつことは、リスク管理にもつながる。柱が一つしかないと、どうしてもネタが思い浮かばず、苦しい思いをすることがある。その結果、更新が途切れてしまう人も多いだろう。

私も、たとえばソロ温泉だけしか柱がなければ、とっくりネタが尽きて、更新をやめていただろう。

しかし、ソロ温泉でアイデアが浮かばないときは、温泉ワーケーションや絶景温泉など、ほかの柱でネタを探索する。それでも思いつかないときは、移住や書籍をテーマに探していく。そうこうするうちに、記事のネタは見つかるものだ。私も何度救われたことか。

たとえば、本をテーマにnoteを書くなら、小説、自己啓発、実用書などジャンルを分けて、それを柱にしてもいい。さらには、書評や読者習慣、読書中などに柱を細分化する方法もあるだろう。

複数の柱を立てることは、自分の守備範囲を広げることにもつながる。ひとつのテーマを多角的にとらえることで、自分の知識の幅を広げ、見識をさらに深めることもできる。幅や深さを拡張することで、伝えたい内容も増えて、結果的にネタが尽きない状態になる。

同時に、複数の柱を立てることは、読者を広げるというメリットもある。たとえば、ソロ温泉に興味がなくても、絶景温泉に興味がある人なら、フォロワーになってくれる可能性がある。

現状、自分が発信したいテーマの中に、柱が一本か二本しかなく、心もとないのであれば、柱を新たに立てることを検討してみてはどうだろうか。その柱はすでに記事の中に眠っていることが多い。自分の記事を客観視に整理してみよう。

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