見出し画像

新しい本

先日の休みに代官山の蔦屋書店に行きました。
画力を上げるためのアクションとして新しく「解剖学」が学べる参考書を探しに。

ここに来れば何でもあるだろう。
なんなら”解剖学”なんてアート、ドローイング、彫刻の基礎なんだから蔦屋書店さんは得意分野でしょう?と思って行きましたが、正直そこまで品揃えが豊富というわけではありませんでした。
アートブックや写真集、海外のマガジンは相変わらずすごい種類ありましたが。

まぁでも仮に種類が豊富で迷ったとしても結局は評判が良い「ソッカの美術解剖学ノート」か「キム・ラッキの人体ドローイング」を選ぶんだろうから良いかとか思ってたらどっちも売ってなかったです。
詳しくはないけど、こういう参考書って金字塔化したら定番として書店に並び続けるイメージだったから意外。

それにしても困った。
でももう気分は解剖学の参考書を買う気満々で来ています。
少しがっかりした気持ちを持ちながらも並んでいる参考書をパラパラめくってみます。
念入りに品定めしていると今の自分にピッタリな参考書があったので購入しました。

「アーティストのための人体解剖学 ドローイング フォーム&ポーズ」
Tom Fox 著

図解とテキストのキャプションのバランスが理想的で難し過ぎず、かといってテキトーにページを埋めてる感じも無くて内容が充実してそう。
もちろんまだ全部読めていませんが、納得感があって良い買い物をした気分です。
この本を置いてくれていてありがとう。蔦屋書店さん。

「本書の目標は、アートに関する難解な知識を学ぶことではなく、スキルやテクニックの習得であることを思い出してください」

本書の序盤にこんなことが書かれていました。
食い気味で「そうです!」って反応してしまいました。
“胸鎖乳突筋”とか無数にある難しい筋肉や骨の名前を暗記してすらすら書けるようになるのが目的で買ったわけではない。
自分が描きたいなーって頭に浮かんだ画を少しでも満足感いくアウトプットするためにはスキルが必要で、そのスキルの習得のための解剖学なんだっていう目的のリマインドを合間合間に書いてくれてとても嬉しい。

目的を見失わずにこの本から学べることを学び、画力の向上を目指します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?