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精油を飲む、をもういちど

こんにちは。SOLMAのTomokoです。
最近ブログづいているのですが、シェアしたい想いをお届けするには
やっぱりブログが合ってる気がしています。

ということで、
今日はエッセンシャルオイルを摂取する、ことを
今一度書いてみようかな〜、と。
先日、何かで「精油を飲むのは絶対ダメ!」というタイトルをみかけて、
それもアロマセラピーの専門家さんで。。。

それを見て、う〜ん、わかるけど、、、
と思った次第です。

以下は私の個人的見解で、研究者や科学者でもないので、
私の知識を総合してこう考えている、というものだ、とご理解ください。

まず、
1アロマ精油の品質と、
2アロマセラピー、精油への知識と理解、
3その人の体質や体調、消化力、分解力など

が判断基準だと思っています。

アロマオイルと精油(エッセンシャルオイル)の違いとかも
なんとなく〜、イマイチわかっていないけど、
何かの情報で摂取してます、
というのなら、控えたほうがよいと思います。

そういう意味で、

「ダメ〜!」

と声を大にして言うのもある意味わかります。

よくわかってないけど、飲んでよいというので摂取している、
というケース、知識の請け負いだけで、
自分自身で深く知ることをせずに行うのは、
ご自身の体にも責任を持っていないことになるのではないでしょうか。

「アロマ精油」という書き方をしてますが、
精油とかエッセンシャルオイル
という言葉自体がピンときていないことが
多いからです。

アロマ=香水、とか、香りを楽しむもの、とか、
アロマオイルと精油って違うのか?とか、
てか、精油ってなに?
エッセンシャルオイルって精油のこと?
アロマオイル?
油??
ということがまだまだあります。
そんな感じで、飲む、摂取する、は危険です。

アロマブレンドオイル


私はNARD JAPANというベルギーのメディカルアロマセラピーのインストラクターの資格をもっています。
科学の世界です、医療的、医療従事者の方も多いのでは。
ここで学んだ理由は、
アトピーを治したかったから、です。

もう何十年も前の話、
体質改善=自然療法=根本治療=アロマセラピー(アロマしか思いつかなかった、わけで) 
こんな勝手な方程式で、
お薬に近いアロマ〜〜〜、
と探したのがNARDという協会でした。

そのころは、一般的ではないアロマセラピー、
といわれていました。

「NARDのインストラクターさん、希釈せずに精油を塗布したりするんですよね?」
摂取したりも? とか
言われていた異端児ですね。
現在は受け取られ方が少し変わってきました。

ナード処方集
アロマ処方箋

そう、そのころから、です。
フランスやベルギーは医療の一貫としての歴史があります。
なので、処方箋があり、さまざまな医療的な使い方をします。

私たちが漢方を選ぶような感覚に近いかな、
と思ったり。

ドイツ、オーストラリアなども似たようなイメージ。
フィトセラピーからの
強力なエッセンスという捉え方( お薬)
な感覚だと思います。

プラナロムというメーカーには、
エッセンシャルオイルカプセル、が販売されています。
エッセンシャルオイルを閉じ込めたカプセル(植物油などで希釈)です。
学んでいた時から販売されていて、購入してました。

プラナロムのエッセンシャルオイルカプセルより引用


今はdoTERRAのオイルカプセル
を活用しています。
とても考えられている配合だと思います。

doTERRAアロマのカプセル例


世界のアロマセラピー事情はとても進化しています。
日本だけの、それも自分の意識で視野を狭めている情報だけでは
遅れをとるのではないでしょうか。
(どの世界も同じですが。。。)

アロマセラピーの精油の品質はピンからキリまで、
そして、一般的に手にとることができるものは雑貨として販売されています。

なので、それらは、香りの雑貨で、
アロマオイルという名前ですが、
精油ではありません。


精油=エッセンシャルオイルとは、
100%植物から抽出or蒸留された芳香化合物の
集合体です。芳香分子の集まり。
そして、
精油と言って良いものの中にも品質があるのです。

その品質は、
100%pure、
オーガニック
と記載されていても、
産地や蒸留法や様々なチェックポイントで品質はバラバラ。
食品として流通しているものもとても少ないです。

では、食品として「食品添加物」の表示があればOKか? ひとまずOK。
医療的に使用するレベルであれば、
検査は行われているので
まず第一チェックポイントはクリア。

次は、


食品であれば飲んでOKではありますが、
精油というのは、濃度が相当濃い、
凝縮された天然の化学物質だと
理解しておかないといけません。

だからこそ、

きちんとした吸収率などの学びが必要だと思うのです。

天然だから大丈夫、ではありません。
かといってダメなわけでもない。

私たちの身体は普段様々な化学物質や食品添加物、洗剤や身体に塗る、香るものを
相当量取り込んでいます。 
でも身体って対処してくれていますよね。

そのあたりはクラスや講座でもっと詳しく。


アメリカには「エッセンシャルオイルユニバーシティ」という
精油のことを専門に学ぶ大学まであります。
各国の専門家や博士、科学者たちはずっと今も、
精油がどのように体内に入って代謝されていくのか、
どのように心身に作用しているのか、を研究されています。
(もちろん、精油の品質が医療レベルのもので)

様々な社会的?な理由が絡まっているので、公にできないこともあるだろうと
思ってます。

その次に検討すべきは、

あなたの代謝能力・消化能力。
それを鑑み、どの程度自分は代謝できるのか、
によって
飲む量や、飲み方、など考えなくてはいけません。
人種によっても違うでしょう。

カラのカプセルに入れる、
カプセルのものを飲む、が基本。
原液をいきなり、は相当慣れている方向き。

このあたり全体的に理解した上での自己責任になります。
理解するための学びで、自己判断、選択です。

それらを踏まえれば、
自然からのパワフルで伝統的な療法は
人生を通して、暮らしの中で
私たちを心身・魂までも助け寄り添ってくれる強力なパートナーになります。


そういえば、
私が「和精油」の講師になるためのレポートを
提出した時も、先生から精油の経口についての
見解を求められ、
私は自分の考えを述べました。
その時も先生は理解され、無事講師合格になりました。どこまで深く柔軟に考察されているか、かな、と思ったのを記しておきます。

ものすごく長くなりました。( 汗)

こんなことをツラツラと書きながらも、
実は、もっと本質的なアロマセラピーを
お伝えしたいと思っているソルマです。









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