感覚の中の特別な感覚
GWがはじまりました、神戸はいいお天気っ。
いかがおすごしでしょうか？
今、台湾茶を飲みながら
このblogを書いています。
台湾茶って、やさしく香り高く大好きです。
ホッと一息、呼吸が深くなって
「幸せっ」と独り言をいったり。
・・・これ、大切です。
このポッと出る一言を味わうって。
私たちは、日々、お茶の香りを香り、
食べ物の匂いを嗅ぎ、
季節の香りを感じたりします。
春の香り、です。
今は若葉の香り、初夏の香り。
植物の香り、空気の香り、土の香り・・・など
さまざまな香りを香っています。
街の中にいると
そんな香りたちを感じることは
とっても難しいです。
人工的な匂いに溢れているから。。
それらを香りすぎていると、
私たちのもつ”嗅覚” という感覚器官は
麻痺していきます。
この感覚は、
自分の生命を守るためのものです。
今は敵が来るから逃げる、戦う、とか、
生きるための食物になるものを
いち早く見つける、
薬になる植物をみつける、
毒になるものを察知する
そのようなシチュエーションはここ日本では
あまりないですが、
そのような時に使われるのがこの嗅覚です。
生命を守るための特別な感覚器官。
恐怖を感じた時、
生命を脅かすことをキャッチすると、
即座に発動するようになっている本能的なもの。
五感（視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚）の中
この嗅覚だけが、
直接ダイレクトに脳の生命を司るエリアへ
届き、すぐさま反応します。
が、
この機能がいまいちうまく作動していないことが多い、
現代人。
私たちは
この大事な鼻が効かなくなってきています。
人工香料、化学物質が溢れすぎています。
五感の中で視覚が使われすぎている、
ものすごく目を使っていますよね・
ということで、
嗅覚は退化してきているそうです。
これでは生命を守るどころか、
安心の生活ができないし、
いろんな危険を回避することもできません。
その上、ストレス社会。
ストレスは暴力、恐怖です。
本来は、ストレス
というものを受け続けたときに
心身がバランスを失わないように〜、と
脳から指令をだしてくれるシステム＝
生命を守らなきゃ、
という反応をしてくれるはずなのですが、
それが、うまく作動しない、という感じです。
嗅覚は、匂いを嗅ぐ（香る）だけ、ではない！！
この感覚は、直感、判断を左右します。
記憶の扉も開けて、神経系を繋なぎなおしたり・・・そんなこともしてくれます。
これは食べても大丈夫か？
どっちを選ぶべきか？
本物か偽物か？
心や脳の奥深くにしまい込んでいるものを
ある時解放してくれたり。
自分の中では記憶としては消していて認識もしていないことを
ふと、やさしく扉を開いてくれたりもします。
特別な感覚、嗅覚。
匂いを感じる力、
退化しないように、
大事な感覚を本来あるべき姿で、
しっかりと使っていけるように。
直感力や判断力が精巧に働くように、
日々鍛えていきましょう。
アロマセラピー、とはそのためにあります。
本物の自然からの植物の香り
（混ぜ物などない高品質な植物のエッセンシャルオイルである必要があります）
で、鍛え目覚めさせていきましょう。
そうすると、
季節の香りや、空間の香り、
香りの素まで感じ取れるようになると思います。
今日もお読みくださりありがとうございます。
www.feelsolma.com
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