ミツバチが危ない!?
今年に入り、『ミツバチの巣を死滅させる細菌感染症、アメリカ腐蛆(ふそ)病を予防する初のワクチンが、米農務省に承認された。』とのニュースが入ってきました。
ミツバチにワクチン?と驚かれた方も多いのではないでしょうか?
ミツバチは、生態系にとっては必要不可欠な存在。
単に蜂蜜だけが彼らの恩恵にあやかっているわけではありません。
私たちの食生活に欠かせない農作物の受粉を行なっています。
7割以上の農作物の受粉にハチがかかわっているとされています。
人間の食料にも大きな影響を及ぼすほど重要な役割を持っているのです。
ミツバチが受粉を行う主な農作物
リンゴ、アーモンド、アスパラガス、ブラックベリー、ブロッコリー、メキャベツ、キャベツ、カカオ、ニンジン、カリフラワー 、セロリ、サクランボ、ナス、ニンニク、ライチ、マカダミア、マンゴー、ナツメグ、タマネギ、パッションフルーツ、桃、梨、梅、かぼちゃ、ラズベリー、ポンカン、スイカ…
ハチの経済価値
花粉を運び農作物作りに貢献するハチなどの生物がもたらす経済的利益は世界全体で最大年5770億ドル(約66兆円)に上ると指摘した報告書を、国連が設置した科学者組織「IPBES(アイピーベス=生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム)」が発表しています。
ハチがいなくなると…
ハチの世界的減少で食料危機の懸念も…
ハチがいなかったら私たちの食卓のほとんどのものが消えていくでしょう。
先述のIPBESの報告書では、「このままでは将来の食料供給が脅かされる」として各国に保全策の強化を促しました。
ハチの弱体化や大量死が問題に
ずいぶん前から、そのミツバチの弱体化や大量死が問題視されるようになりました。
それは、ネオニコチノイド系農薬がもっとも直接的な原因とされています。
農薬は私たちの健康を直接脅かすだけでなく、間接的にもこうして影響を与えていたんですね。
そのため海外の多くの国ではネオニコチノイド系農薬の使用規制の動きが強まりましたが、
ここ日本では、なぜかそれに反して緩和の方向へと進んでいます。。。
そもそもミツバチの弱体化や大量死は、人間が作り出した化学物質が原因なのに、
そのせいで弱体化したミツバチに今度はワクチン!?
ますます安心安全に食べられる『本物のハチミツ』が手に入りにくくなりますね…
だからこそ、弊社で取り扱う蜂蜜は、妥協なく独自の検査でパスしたものしかご紹介いたしません。(弊社独自のはちみつ基準はこちら(★))
農薬などは、「基準値内」ではなく「完全にゼロ」のものだけをこれからもご提案させていただきます。
いつでも安心して好きなだけ召し上がってほしいから♡
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