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コラーゲンの産生が低下する本当の理由

私たちの肌のハリや弾力に大きくかかわるコラーゲンは、美容に興味のある方なら、皆さんご存知でしょう。
ですが、コラーゲンの産生が低下する理由は単なる“加齢”が原因とあきらめていませんか?

そもそもコラーゲンは肌のためのものだけでない

そもそも、コラーゲンは、肌のためのものだけではありません。

血液もコラーゲンリッチですし、
歯の組織もコラーゲン、
血管もコラーゲン、
そして、骨もコラーゲンがないと成立しません。

ですから、真皮以外でも非常に重要な役割を持っているのが、このコラーゲンという組織で
体内のタンパク質の中で最多の約30%を占めるタンパク質でもあります。

しなやかさと強さを持つタンパク質で、
皮膚の弾力性と強靭性もこのコラーゲンがもたらしていることはご存知の通りです。

コラーゲンの2つの問題

40代に入ると著明にコラーゲンの体内産生が低下していきます。

それがシワやたるみにも直結してくるわけですね。


見た目にコラーゲンの問題によりシワなどができるのには、大きく2つ理由があります。

  1. 加齢でコラーゲン産生低下(コラーゲン溶解増加)

  2. 変性コラーゲン増加

つまり、先ほど説明した加齢によるコラーゲンの産生が低下したり、
溶かされていく、
その一方で、
変性した硬いコラーゲンが増えていくのが加齢現象
なんですね。

暦上の年齢と生理学的年齢

でも!!!
ここでいう加齢とは、単に暦上の年齢ではありません!!!


身体のメカニズムでみる“加齢”とは、

加齢 = 糖のエネルギー代謝が低下しているという状態

を指します。


ですので、
60歳になっても、70歳になっても糖のエネルギー代謝が高い人は、加齢に当てはまりません。
(同様に加齢現象が起きるわけではありません。)


あくまでも加齢というのは、
暦上の年齢ではなく、
生理学的年齢
を指す
という事です。

病気の低年齢化にも

糖のエネルギー代謝が高いこと(=しっかり糖代謝が回っていること=甲状腺機能が高いこと)は、
一般的に言われる加齢現象をも発症を遅らす
手立てにもなるというワケです。


逆も然り。
糖のエネルギー代謝が低い(=しっかり糖代謝が回っていない=甲状腺機能が低下している)と、
低年齢でも、加齢現象や、加齢のような症状が発症する
(病気の低年齢化)
に繋がるということですね。

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