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誰もが「大丈夫かおじさん」と戦ってる

何もしないのは停滞だ。
僕が以前、高校の友だちから言われた一言である。

何もしない、挑戦しないのは楽だ。
でもそれって進んでいるって言えるのか?

僕の周りの人たちは、そこそこの人たちが結婚したり、子どもが生まれたり、出世したり…まあ所謂、成功した人生というかそういうものを歩んでいるのだ。

僕はというと、毎日仕事で疲れ、帰ってきたらPS4付けてゲームするか、動画見ながらソシャゲーの周回をする、今年はもうずっとこんな感じだった。休みも休みで、基本アフターファイブの延長線上でやることは変わらない。

まあ、こんな人生も悪くないかな…なんて思っていると、時々「大丈夫かおじさん」が現れるのだ。

「そんなんで大人気か?」
「人と関わるのを避けて、そんな生き方で大丈夫か?」
「毎日無意味に時間を浪費して大丈夫か?」

誰かに言われたわけではない。
これらは全て、僕の脳内に囁くように現れるのだ。

そう、心のどこかではこのままではいけないとわかっているのだ。夜寝る前など、どうしようもなく不安な時、突如彼らは囁きかけてくるのだ。

「親を悲しませて大丈夫か?」
「10年後、後悔するぞ大丈夫か?」

チクチクと何も出来ない…否、何もしない自分を責めるのだ。

そんな大丈夫かおじさんが現れた時はこう言うのだ。

うるせぇ!好きにさせろカス!

当たり前のことを書くけど、誰の物でもない、自分の人生なのだ。
周りが結婚しようが、子どもが生まれようが、出世しようが関係ない。

たぶん、超偏見だけど僕みたいな人(内面的な意味で)は、結構多数いると思う。
きっと皆、時たま現れる「大丈夫かおじさん」と戦っていることだろう。

こちとら日々を生きるので精一杯なんじゃバーカ!

声を大にして、「大丈夫かおじさん」を撃退していこうな。

おわり