飲食店におけるコラボメニューの問題
全国チェーンの飲食店で、漫画とかアニメとタイアップして、キャラクターにちなんだメニューを提供することは今ではありふれた光景になっている。
そこで、僕がちょっと気にしているのが「注文時にメニューは正式名称で言うべきなのかどうか」である。
今回は、コラボメニューで体験したちょっと恥ずかしい話について書きます。
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つい最近、兄と一緒にみんな大好きコメダ珈琲に行ってきたのだが…
現地に着いてから知ったのだが、どうやら現在「鬼滅の刃」と絶賛コラボ中のようだった。
話題作なのに実は僕はまだ読んでいなくて、それほど興味もない作品なのだが…
実際にコラボメニューを見てみると、なかなかに美味しそうなのだ。抹茶系のスイーツドリンクもあり、抹茶系スイーツが好きな僕としては見逃せない。
すると、メニュー、商品名がこうなっているわけである。
僕は思った。
これ、品名「炭治郎」でいいんだよな?
炭治郎って書いてある以上そう注文するしかないはず。何かちょっと恥ずかしいけど。
「すいません、炭治郎一つお願いします」
店員さんにそう告げると…
「はい、抹茶みるく一つですね!」
炭治郎じゃねぇのかよ
抹茶みるくでいいのかよ。
()ついてるじゃん。そっちでもいいのかよ。
そして、続いて兄が注文する。
「苺みるくお願いします」
禰豆子って言えよ
お前、俺が炭治郎って言ったら訂正されたから()の中で注文しやがったな。
※「禰豆子」という品名で苺みるくがある
というわけで、僕が一人負け(?)してしまった。
いやまあ注文がちゃんと伝われば別にどうでもいいと言えばその通りなんだけど。
秋葉原とか池袋とかでよく開催される、ガチガチのコラボカフェとかで「〇〇(キャラ名)の✕✕!」みたいなメニューを商品名そのままでちゃんと注文出来る人、尊敬します。
ちなみに、炭治郎は美味しかったです。
これだけ見るとすげーカニバリズム染みた文だな。
おわり