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モンハンってなんで流行ったのかなって

モンハンをご存じだろうか。
「あーあの狩りのゲームね、知ってる」という人もいれば、「知ってるどころか、めっちゃやりこんでます」という人もいるだろう。9月始めには、最新作のアイスボーンも発売されて、僕も約1年ぶりにハンターライフを満喫しているところである。満喫しているとはいっても、やはり仕事などで忙しいので1日6時間くらいが限度である。なんか日に日にプレイ時間が増してる気がする、気のせいか?

モンハンの全盛期っておそらく2ndGが発売した時だと思うんすよ。あの時の盛り上がりっぷりはすごかったな、田舎だったけど。2ndGが発売した当時僕は高校生で、校内でやってない人いないんじゃね? というくらいみんなPSPをカチャカチャしていたのだ。男子だけじゃなくて女子も大剣ぶん回してたからね。しかし、学校は勉強するところ。たとえ休み時間だろうがPSPで遊んでいようものなら、先生に見つかった瞬間没収されるのであった。うちの学校、モンスターじゃなくてPSP狩られてたからな。1日で最高4台没収された日もあった。

でもたぶん先生も職員室でPSP片手に
学年主任「いやぁ、今このモンスターで詰まっちゃってて」
教頭「あーそいつはボウガンでいった方が楽なんですよ」
体育教師「遠距離は邪道、ハンマーで頭狙いますわ。ガッハッハ」
新任教師「これって残業代でます?」
みたいな会話繰り広げてたんじゃないかな。体育教師がハンマーってところがなんかリアルやな。接待でモンハンやらさらてた人とかも絶対いそう。

僕が思うにモンハンの面白さって、「ハンティングアクション」っていうゲームの部分じゃなかったんだ。いやもちろん、ゲームの部分は面白い。でもそれ以上に、友だちみんなで集まって騒いで、笑って、あの空間がたまらなく面白くて楽しかったんだなって思う。思い出補正もあるけど。

「おい、さぼってるやつ誰だよ(笑)」
「やべぇ充電ねぇわ(笑)」
「これ終わったらコンビニ行って休憩しようぜ」
こんな感じのバカで純粋なあの頃の思い出を作ってくれたモンハンには本当感謝しかない。モンハンのおかげで、友だちになった人もたくさんいるしね。

今は据え置き機とネットが進化したから、携帯ゲーム機を持ち寄って遊ぶことなんてほとんどないし、なにより大人になったら時間が合わない。PS4でボイスチャットしながら遊ぶのもすごく楽しいけどな。むしろ今は雑談のついでに狩りしてるみたいになってる。やはりモンハンの真髄はコミュニケーションだ。

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10年前を思い出してしんみりしてしまった。

この記事を書き終えて、「モンハンやろーっと」と言ったら、ばーちゃんがまさかの「モンハン知っとるんか?」と反応した。マジか、ばーちゃんみたいな高齢者にもモンハンって認知されているのか。
「ばーちゃんモンハン知ってるんか、すごいなー」と返したら、

「満州とモンゴルの国境を巡る戦争のことやろ?」

それはノモンハンだ。

 

 

おわり