フリーランスは儲かる?儲からない?
今年の7月でフリーランスになって14年が経ちました。
最近「フリーランスになるには?」とか「フリーランスなんてやっぱだめじゃん!」といった投稿を多く見かけるようになったので、長くフリーランスをやってきた者として、思うところをまとめてみました。
僕個人の意見なので、すべての人/すべてのフリーランスに当てはまるわけでは当然ないので、ご了承ください。ただ、できるだけ一般化してまとめてみます。
フリーランスは損か?得か?
まずとてもよく見かけるのは、フリーランスになるのは損なのか?得なのか?という話。
フリーランスになったら儲かる!
フリーランスになっても儲からない!
フリーランスになったら税金で損する!
フリーランスは自由だ!
フリーランスは結局下請け!
フリーランスはいろんな会社と仕事ができる!
フリーランスは不安定でダメ!
こういった損得でフリーランスという働き方を見るのはそもそも本質的じゃないと僕は思いますが、多くの方が気にするのはこの損得からだと思うので、まずはそこから見ていきましょう。
(フリーランスの本質については後日記事にします)
疑問1:フリーランスは儲かる?儲からない?
僕個人としては、「儲かる」と断言できます。
僕は新卒後にサラリーマンを5〜6年ほどやりましたが、額面として(つまり税引き前の給与総額 vs 売上総額)は、サラリーマン時代と比較して3〜5倍の収入があります(依頼に波があるので幅があります)。
これは比較する必要もないほどの違いです。新卒の給与がいかに低いからといって、部長や役員になったとしても給与が5倍になったりしません。(大半の企業では)
また稼ぎに上限がないのもフリーランスの特徴です。
今後は企業さまからご依頼をいただく「クライアントワーク」に加え、自分が好きでやるゲーム販売やツール販売といった「ライフワーク」も並行する予定なので、サラリーマン時代の7倍、ざっくり言えば売上2,000万円はコンスタントに越える状態を目指しています。(もちろん税金もバカみたいに取られるため、大部分を経費に回すと思いますが)
ただし、これは「現在」の売り上げであって、ここまで到達するのにかなりの時間がかかっています。余裕がある状態にまで到達したのは、10年近く経ってからでしょうか。そこまで耐え忍び、生き残って、今があります。
僕が一番キツかったと覚えている時期(たしか独立2年目)の月ごとの売り上げは、5万円→0円→5万円。つまり3ヶ月で10万円しか売り上げませんでした。4ヶ月目で100万円ほどの入金があったのでなんとかなりましたが、この時はお金を借りないと無理でしたね。
ですので付け加えると、フリーランスは儲かるが、そう言えるまでには時間がかかるし、そこまでまず生き残らねばならない と言えます。
まぁ10年はいくらなんでもかかり過ぎだと自覚があるので(いろいろと寄り道がありました)、フリーランスを目指す方、すでにフリーランスの方がこの記事を見て、少しでも早くガツンと成功する一助になればと、この後もまとめていきます笑
次回は 疑問2:フリーランスは税金が高くて結局損をする? を掲載予定です。
ではまた。
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