スピリチュアルと縄文とヨガと

反グローバリズムに立つ人達の間で
「スピリチュアルブーム」が加速している。

YouTubeや書店では' チャネラー" と呼ばれる霊媒が、目に見えない霊的存在からの神託を語っている。

チャネラーの原型である' シャーマン" も台頭してきているが、グローバリズムの支配からどうやったら逃れられるのか、考えても解決策が見つからないので、人々は不安から藁をもすがる思いで、真理を語ってくれそうな人に集まっている。

最近は「ネオ縄文」といって
縄文復興運動が日本国内で巻き起こってきている。
縄文土器の破片を持ち歩く' 土偶女子 "も出現し、ひそかなブームが起こりつつある。

いまの狂った世の中やメタバース社会から脱出するためのユートピアとして、人々は縄文に平和への願いを重ねているのだろう。

食糧危機への不安から、自給自足を目指して農業を始める人も増えてきている。

政府も地方創生として、東京から地方に人々を移住させることを推進しているが、これから地方で幅を利かせてくるのがエコビレッジとフリースクールだ。

さらに、これにヨガがくっついてくる。
免疫を上げるという理由で、リトリートと題して自然豊かな場所で行われる。

人々は、これからさらに田舎に引越して、そこで自然に即した農業を始め、代替教育としてフリースクールをつくり、その中で縄文思想やスピリチュアルやヨガを実践していく。100人単位の地域コミュニティが全国各地に沢山生まれていくだろう。

祭りもやったりしているが、その多くが日本の本来の祭りではなくギリシャ化したものだ。

そこで行われる医療は、基本的には代替療法であり、ホリスティック医学と呼ばれる包括的な医療のアプローチが主流になる。

ホリスティック医学はもともとニューエイジの文脈から派生したものであり、ニューエイジサイエンスが初めから折衷しているものだ。

ニューエイジとは日本のスピリチュアルブームの源流で、昔アメリカで巻き起こった運動である。
ニューエイジとスピリチュアルは使っている用語も教えの中身も同じなので、同義語と考えても差し支えない。

グローバリスト達の犬である政府は、キャッシュレス化やマイナンバーやマイクロチップ等を組み合わせて、「我々に従わない人はお金使えなくなりますよ?」という、最高の脅しのための仕組みを急ピッチでつくっている。

お金がいくらあっても、最終的には支配者に従わないと使えなくなるという仕組みだ。なのでお金を追い求める人はやがて支配者に隷属することになる。悪魔に魂を売らないとお金が使えない時代が来るなんて、いやな話だね。

また、固定種や宗教を弾圧するための法改正も着々と進めていて、さらには世界的な緊急事態の際に国際連合が国家主権を超えた権限を持つ、緊急プラットフォームも来年9月に立ち上がっていく予定だ。
そこから先は新たなパンデミックやサイバーアタックや気候変動などの緊急事態が発生した場合、お願いベースではなくて強制力が働いてくることになる。

言えばきりがないが、このような状況下の日本で、人々は不安から情報を求めて知識人ジプシーをしている人が多い。

しかしいつまで経っても、「これで大丈夫!」という平安が来ない人は多いのではないだろうか?

そのような人達と日常的に会って話をしているが、彼らと話をしてみると、グローバリズムの台頭を物質的・政治的な側面のみで考えている人がほとんどだ。

実はここに平安が来ない根本的な理由がある。

思想的・霊的側面からも考えている人も皆無ではないが、そのほとんどがスピリチュアル思想の人であり、このスピリチュアル思想というのもまた極左思想であることには全く気付いていない人達だ。

自分達の思想は「中庸」で、平和的だと思い込んでいるからだ。この洗脳はなかなか解けない。

前述した、縄文やシャーマンやフリースクールやエコビレッジやヨガやホリスティック医学などもまた、話せば長いが色々と裏がある。

エコビレッジやフリースクールそのものが悪いわけではないが、そこで溢れている思想はその情報源から吟味した方が良いだろう。その多くはスピリチュアル思想だ。

このような思想を持っている人達があれこれ情報を出して、イベントをやったり講演会をやったりしているが、それらにいくらお金を払って聞いたとしても、真の解決策は見えてこないし、もうこれで大丈夫だという平安も来ないだろう。

真の解決策は、ネット上や書店に溢れている情報にはない。つまりスピリチュアル思想の中にはない。

真の解決策は徹底的に隠されているものであり、あらゆる巧妙なプロパガンダによって悪いイメージにされているものの中にある。マイノリティの中のマイノリティなのだ。

それを見つけた人はグローバリズムの支配から完全解放されるのだが、それを見出す者は少ない。

僕の周りには沢山いるが、それを見つけた人達はグローバリズムが台頭しても誰一人焦っていない。これからも焦らないし、不安にもならないだろう。

いまはまだ反グローバリズムに立っていても日常生活に制限があまりかからないが、この先締め付けが強くなって世の中が暗黒で支配されるほどに、僕達が持っているこの希望を求める人が増えてくるだろう。

その時は忙しくなりそうだ。

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