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オランダ生活24年。私たち大丈夫か? 

久しぶりに息ができるリラックスした時間を一日過ごした後、腰痛が始まった。おかしい! ぎっくり腰になりそうな予感。なんとかしないと!

日本への一時帰国後、二、三ヶ月に及ぶオランダ困難生活の山があった。
それも風邪やら咳やらと共に終わり、ようやくほっとしたのことに関係しているのか……? 


オランダ生活で一番困るのが、家のメンテナンス、サービス関連。


小さなメンテは業者を使わないで、家でやる、それがオランダ式だ。
オランダ人の男性は少年の頃から父親に仕込まれているらしく、DIYが得意な人が多い。壁を作ったり、キッチンの組み立てを自分でしたり。
しかしながら、うちはイタリア人の夫だ。それも電球も取り替えないタイプ。だから、そういうことは夫には期待できないし、していない。

ということで、だいたい色々なことは業者に頼んだりするが、あまりに詐欺業者が多い。

雨漏りが発覚したのはクリスマス前。
自転車や、ストックしてるもの、いらないものを置いている小屋に入ったら、
4年前に小屋の屋根の修理を一度した部分が、ダダ漏れをしていた。同じ場所だ。連日の雨が11月から続いていたので、心配はあった。

ポトポトポト。天井は惨めったらしい色に変色。ドドメ色。

修理してもらった時から、これでいいの? と適当簡単修理が疑問で、これは何かあるかもと思って実は小屋の中から時々天井を見上げていた。

その修理をした業者に連絡をする。クリスマスシーズンなので、終わってから、人が来る。
保証10年保証なのにやる気ゼロ。
その上プラス料金75万円(6千ユーロちょい)をふっかけてきた。
ちなみに、ただの小屋の屋根である。これだけ払ったら、全部変えられる。
自分たちのミスだとわかってるようで、20万負けますと言われた。
連絡が遅いから、保証はつかないとか、いい加減なことを言いまくる。

電話で対応したやり手ババアが、わたしたちのせいにする。きちんと見てなかったあなた方が悪いとか色々言いたい放題であった。(屋根の上に毎年何度も登ってみてる人、どのくらいいるのか?)
こんなやばい老女は、初めて。初めての遭遇だ。

近年ないほど頭にきたので、訴訟を起こそうと二人で決意した。こんな業者がのさばってるのはヤバすぎる。

弁護士に相談したがのらりくらり。
どうやら業者の詐欺事件は多すぎて法律事務所はあまりやりたくないらしいとわかった。すでに二週間経っていた。
勝つと分かっていても、それより弁護士料が高いらしい。色々指示を受けて(弁護士保険に入ってる)、新しい業者を使い修理をしてなんとか終わった。初めの見積もりの二倍かかったが、終わった。
前の業者の名前もSNSに出してしまえと思うくらい怒っていたが、それもやめた。

だけどもしオランダに在住している人が見ているとしたら言いたい。本当に気をつけてください。悪徳不動産だけではなくて、メンテ業者もひどいものです。もしあなたが紹介エージェンシーに頼んだ場合、当たった人が何かありそうな時は、エージェンシーに電話をしてぜひ人を変えてください。

この新しい業者の人自体はいい人だったが、終わり方が悪かった、連れてきたバイト風の男が嘘つき野郎で、うちのノコギリを彼らたちのをすり替えていった。すぐに返してと騒いだが、してないと言い張った。おまけに乱暴者で、色々と壊したり汚くしたり。(電気とか)
前のところの業者も、今回のところも、なんだか情けないほどひどい。

このすり替えられた話をすると、こういうこともあるんだから自分の持ち物には名前書いておいた方がいいと、後で友人たちに言われたけど、えっ、そういうこと?  

とりあえず、このままではぎっくり腰になるのはあきらかなので、太極拳に行ってきた。ゆっくり、小さめに動いてと、香港人の先生の指導の元動いた。

オランダ生活、24年目。まだ続けられるように努力中。

時々、オランダ生活のナイショのダークサイドすぎる話を書く予定。(勿論オランダのいいところも書くつもり)


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