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【詩】泡にとけない声量で


ぼくと同じように汗をかいたグラスで踊る氷たちよ、
もう少し控えめに笑ってくれないか。
一世一代の大勝負には、いささか応援歌が大きすぎる。
情けないぼくのたった一言に、
ありったけを詰めて伝えなくちゃなんだ。
準備はできた、きみらに負けないように、
はっきりと目の前の一人へ謳おう。










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