見出し画像

【詩】孵化


歩みを止めない鼓動の数だけ
時計の針は周り続ける

いのちを彩り行先を示す
あなたをいつも待っている

頬を撫でてくれる優しさがあるから
もう、花は泣いていない。

さあ、春を謳おう。ともに。
失くした心が、静かに孵る。




この記事が参加している募集

#私の作品紹介

96,828件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?