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アレルギーになって気が付いたこと。

今日は、私が約14年前に発症したアレルギーについて書いてみます。

誰かのお役に立てたらなら嬉しいです。

私のアレルギーは、娘の産後、産婦人科で使った哺乳瓶の洗剤を素手で使用したところから始まった。(普段はゴム手袋で洗剤を使用していたが、その時はゴム手袋を持っていなかった)

その後、慣れない子育てをしながら、アレルギーを治すために色々挑戦したが、どうしても自分では治せなかったので、しぶしぶ皮膚科に行った。

そこではステロイドを処方された。

塗る事をしばらくはためらったが、子育て中に、手が使えないと水仕事(お風呂に入れたり食事を作ったり)に支障がでるので、しかたなく使用することにした。

さすがステロイド。。。一時的に治ったように見えた。

でも1か月後には、塗る前よりさらに悪化した状態になった。

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このままではいけないと思い、手あたり次第ヒントになりそうな本を読みまくった。

なかなかいい本に出合えなかったが、

ひょんなことから腸を綺麗にすることが大切だという内容の本を教えてもらった。

皮膚と腸につながりがあるのかはよくわからなかったけれど、
とりあえず、書いてある本の内容を参考に、
食べ物を変え、水を変え、生活習慣を変え、出来ることは何でもやってみた。

でも、なかなか目に見えて良くならず、
その方法で正しいのかもわからなかった。

手探りで、少しでも体に合うものを探し続けていく事は大変で
正直 何度も何度も挫折しそうになった。

先が見えなくて
辛すぎて人知れず泣いていた時期もあった。

体の中の細胞が全部入れ替わるまで、7年はかかるという情報も何かの本でみた。

気が遠くなりそうだった。

食事の制限があったので、友達や家族と外食する事もできなかった。
ストレスがたまった。

それでも、きっといつか良くなるはずだと信じて、
昨日より今日がさらに良くなるようにと情報収集と毎日の食事作りに明け暮れていた。

ある日、当時通っていた畑の先生から、評判のいい皮膚科の先生を教えてもらい、藁をもつかむ思いで受診した。

(血液検査ではアレルギーは出なかったけれど)
私はお米アレルギー、娘は小麦アレルギーがある事がわかり、3か月程アレルギーがあると指摘された食べ物を控えた。

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そうこうしていくうちに、少しずつ楽になってきた。

約10年ほどで、症状はなくなった。
長かった。

。。。なんだったのか。

その原因は、色々あるかと思うけど、
大好きだった洋菓子(ケーキ、シュークリーム、クッキー)、パン、お肉を食べすぎていたのかもしれない。

食材の質がよくなかったのかもしれない。

水が合ってなかったのかもしれない。

色々と自分にあう物を探した。

結局、私たちの場合、食事と水と生活習慣の見直しで治ってきた。

だから、今は一番自分に合う所で、食材を購入し、浄水器をつけている。

一口食べれば自分の体に合うかどうかがわかるようになってきた。
食べなくても見ただけでわかる物もある。

それが、私がアレルギーになって手に入れた素晴らしい贈り物だと今は感じている。
野菜の味、食べ物の味、水の味などなど、色んな味や感覚に敏感になった。

アレルギーは、私をずっと苦しめてきたけど、
今となっては、とても貴重な経験だと感じている。

畑をはじめたのも、体に優しいお野菜を作りたかったから。
自分が治ったのも、誰かが作ってくれた体に優しいお野菜や食材、水があったから。
私もいつかどこかで何らかのかたちで誰かの力になれたらうれしい。




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