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映画『鬼滅の刃』から学ぶ3つのこと

昨日は、今ブームになっている『鬼滅の刃』の映画を見に行ってきました。

小3長男のリクエストなんですが、私も見たかったんです。

なぜなら、我が家には全巻漫画本が。^^

皆さんの中にも、ご覧になった方いらっしゃるんじゃないでしょうか。

あまりにも素晴らしく、学びが多かったので、こちらでもシェアさせてください。

感想を一言で言うと、もう一度観たい!!!

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脚本、構成、音楽、声優さん、全てが素晴らしくて。

事前に予習して行ってるんですが、それでも泣けた・・・。

脚本は、本当に漫画のセリフに忠実に沿っていて、声優さん、漫画のセリフそのまま言ってる感じというか。脚本、ないんじゃないかって思ったほど。

よく、漫画原作のものって、アニメや映画になると世界観が壊れて「う~ん」と思ってしまうものがありますが、これはかなり原作をリスペクトしている制作陣の想いを感じました。

だから、「あらすじ」みたいに、誰にでもわかる登場人物の紹介等はなく、それまでアニメでやってたストーリーのおさらいもないので、

正直、アニメも漫画も読まずに見た人には易しくない。

でもね、物凄い観客の量でした。

前から後ろまで完全満席!

客層も様々で、私のような親子、中高生、大人同士、ご年配の方。

この原作が広く愛されている証拠だなぁ、と感じました。

この舞台設定は大正時代。

人を殺し食べて生きてる「鬼」が、人々の生活を脅かしていた時代。

そこに、厳しい訓練を受けた「鬼狩り」を仕事とする「鬼殺隊」というグループがいる。

その中で一番高いスキルと経験を持った「柱」という人たちがいる。

(たしか、9人だったかな?)

そこに、家族を鬼に殺された「炭治郎」という青年が、鬼になった妹と一緒に鬼殺隊に入り、鬼殺隊、柱の仲間と一緒に鬼を倒していく、というストーリー。

大正時代だから、スマホ片手に

「助けて!」「今行く!」「鬼がどこにいるかググってみよう」

とかないんです。 笑

自分の五感を使い、手足を動かし、強くなり、生き抜いていくしかない時代。

貧しい時代だけど、家族や人々が助け合って生きている「心の密なつながり」がある。

コロナ禍で、ここまで大ヒットするというのは、人々がこうした「繋がり」に飢えているからじゃないかな、と思います。

私は、このアニメをアクションのあるヒューマンドラマだと思っていて、

昨日見た映画も、とても学び多き内容でした。

その中で感じたことを少しシェアしたいと思います。

(あ、直接的にアフリカは関係ないです。)

【鬼滅の刃から学ぶポイント3つ】

1️⃣「自分の使命」を自分なりに信じ、それに基づく行動をする

自分の使命って意識したこと、ありますか?

「自分がなぜ生まれてきたのか」「なんのために生きているのか」

私は、勝手に自分が「アフリカと日本の架け橋になり、アフリカのココロを日本へ伝える」を使命だと思っています。

でも、これって誰に言われたわけでもない。

いわゆる、思い込み

映画の中でも、鬼殺隊のメンバーは「自分たちが鬼を倒し、人々を救わないとならない」という強い使命感を持っています。

主人公の炭治郎は、家族が殺された中で1人だけ人間として生き残った。

辛うじて生き残った妹は、鬼の血が身体に入り、鬼になってしまった。

生き残った身として、鬼を全滅させ、妹を人間に戻さなければならない、

という使命感を感じている。

これも、誰かに言われたわけでもなく、自分の信念です。

でも、この「信念」とか「使命」という思い込みがあるから、

一貫した価値基準で行動ができ、自分の時間の優先順位も決まるんです。

そうした使命感を打ち砕こうとする、足を引っ張る人間というのは必ず現れますが、

それ以上に自分の信念、使命感への想いが勝っていれば、それが揺るぐことはない。

これが1点目の学びポイントです。

2️⃣未来に何が遺せるか。遺すため、今の自分に何ができるのか。

映画の主役は炭治郎ですが、クライマックスで命尽きるまで使命に燃えた人物が登場しました。

それが、柱の1人のある人(ネタばれするので名前書きません)。

彼は、鬼の攻撃により息絶えてしまうのですが、

最後死ぬまで、ずっと若い鬼殺隊メンバーである炭治郎とその仲間へ語りかけます。

自分は、鬼の全滅を成し遂げることはできなかったが、

その使命を継ぐ若者へ、自分の生きざまを見せ、

命を削って人間を守る姿を見せることでエールを送る。

そうした、自分の代で終わりではなく、

未来に残せる「安心できる人間社会」を受け継いでいく。

その姿勢に感動😭😭😭😭

ソラシスの例に落としこんで考えると、私たちが未来へ遺したいのは

「もっと自由に、自然体に生きられる社会」

「1人1人が、自信や誇りを持ってエネルギッシュに生きられる世界」。

そのために、今できると思っていることは、

利己心で「儲かりそう」なモノを提供するのではなく、

関わる全ての人が幸せになる事業を立ち上げ、回すこと。

お客様へは自信、誇り、自分らしさ、そして「明日も生きてみっかな」というエネルギー。

つくり手には、自分の仕事への自信と誇り。

それらを提供し、その子供たち、孫たちへの代へ、そうしたマインドが引き継がれていければなぁって願ってます。

3️⃣家族や仲間との絆、信頼

この漫画の中で、よく出てくるテーマがこの「絆」。

敵である鬼は、仲間を持たず、孤独な一匹狼。

自分のチカラを信じ、鼓舞し、恐怖で人間を支配しようとします。

昨日見た映画に出てきた鬼は、人間を眠らせ、夢を見させている間に、

人間の精神を破壊し殺す、という奴でした。

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人間の夢を操り、悪夢を見せたりもできる酷い奴。

夢の中に大切な人たちを登場させ、

言いもしないような酷い言葉を言わせ、悪夢を見せ、精神的に追い詰める。

でも、前述のとおり、時は大正時代。

「あれ?これは夢?ちょっと電話して確かめてみよう。」

みたいなことはできない。

だから、それが夢なのか本当なのかは、自分が判断するしかない。

その判断は、家族や仲間との絶対的な「絆」がモノを言う。

「そんな酷いこと、俺の家族が言うわけない」

と断言することができ、悪夢から目覚めることができるんです。

これは、ご近所さんの名前もろくに知らない現代社会において、

とても学ぶべきものが多いと思います。

私たち日本人は、物質的に豊かになり過ぎたせいで、心の豊かさや絆というものを失ってしまったのかも、、、しれません。

私の夫は、アフリカのナイジェリア出身です。

彼らは、世界中のどこにいても、家族や友人が連絡をとらない日はありません。

とにかく、ずーっと電話してる。

会っても、ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと喋ってる。笑

女性より、男性の方がずっと喋ってるかも、ってぐらい、喋ってる。

インターネットに全員がアクセスできる環境にない彼らにとって、

会話により「生きた情報」交換が全てなんだそう。

だから、ナイジェリアで孤独死とか、自殺とか、ありえないんだそう。

1-2日でも見かけない人がいたら、噂になって様子を見に行くらしいです。

村社会ですが、こうした「おせっかい文化」みたいなのは、

私たちも学べることがあるんじゃないか。

そう思います。

ソラシスとしても、商品を買ってもらえばそれで終わり。

ではなく、お客様に「選んでよかった」って言っていただけるような、

お客様が自分の買い物に自信が持てるような、

そんな「絆」を感じるソウルメイトのような存在でいられるよう、精進していきます。

以上、

鬼滅の刃から学ぶべき3つのことをお伝えしました。

映画の感動のあまり長文になり、失礼いたしました。

今日もお読みくださり、ありがとうございました☆

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