梅雨

もうすぐ、梅雨の季節だ。
あのじめじめとした気候が1ヶ月ほど続くのかと考えるだけで嫌になる。
雨が降ると、空模様も暗くなるが不思議と心まで暗くなる気がする。
外の移動も大変で、洗濯物も思うように外に干せない。
私はこの梅雨の時期が一番嫌いだ。
おまけにやっと梅雨が明けたと思えば猛暑がやってくる。負の連鎖だ。
梅雨の時期で得する人はいるのだろうか。
雨が降ることで気分が上がる人がいるのだろうか。私には考えられない。
しかし、人間とは不思議なもので色々な考えを持つ人がいる。
今までで、一度だけ雨が降るとワクワクすると言う人に出会ったことがある。その心境を是非深く聞いてみたかったが、タイミングが合わず聞けなかったのを覚えている。
農業をしている人からすると、雨は天の恵みなのだろうか。
私が、外を見て沈んでいる時に同じ外の景色を見て高揚している人がいると考えると、全ての物事の存在意義と言うものは均衡に保たれているのだろうと考えさせられる。
今まで、梅雨にとってマイナスな部分ばかりを述べてきたが、このような事を考えさせてくれたきっかけになったので、この文章を書き始めた時より印象は少しだけ良くなった気がする。

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