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パニック障害の私が意識していること 【マインド編 その1】

・「絶対○○」「~でなければならない」思考をやめる
あらゆる物事において価値を神格化しない。
完璧主義に陥り、強迫観念に取りつかれてしまう。
世の中に絶対的な正しさや間違いなど存在しない。

・0か100か思考をやめる
極端だからダメなんだ。
なにごとも徐々に、ほどほどに、中途半端に。
やりたいからやる、飽きたからやめる。
好きだからやる、嫌いだからやらない。
それでいい。

・「~でなければおかしい!」という強迫観念から逃れる
寒い時→体を動かせば暖かくなるわ。
眠れない時→全力疾走して寝なければいつか眠くなるわ。
体の調子がいい時→ポジティブになり、悪い時はネガティブになる。
そんなもん。

・所詮社会が決めただけの「正しさ」という幻影を絶対視しない
発作が起きて呼吸の仕方を忘れても死なないってことは逆に、「呼吸の仕方や存在の仕方に正しさは存在しない」ってこと。
どんなに息を切らしても、食べて、排泄して、寝れば生きられるのだから。
動物もそうやって生きてるだろう。

・ほかの人の「~べきだ」発言に心を振り回されない
うるさい、心底どうでもいい、私は私だ。

・「一人になる時間」ではなく、「何も考えない時間」が必要
"今は"考えない。
正常になってから考える。
病気のままでは走れないだろう。
健康になってからはじめて走れる。
大抵の不安は落ち着いてから冷静に考えられるようになる。
そしてどうでもよくなる。
気楽に、明日また朝起きてどうなってるか様子を見ればいいだけ。

・「不調なのは心なのか?、体なのか?」を冷静に考えてみる
腸内環境、寝不足によるふらふら、吐き気など身体的なものをパニックだと勘違いして発作を起こしやすい。
朝から何も食べていなかった時にジュースを飲んだら治まった→発作ではなく低血糖だった。

・メンタルが不安定な時のメリットを感じる
文才が冴え渡る。
インスピレーションが湧く。
叙情的な表現が出来る など。

・大抵その場で思いつくような理由づけはしょうもない不安材料になるだけ

・鈍感さ大切
全てに100%で対応してたら心がもたない。

・自分の可動域を知る
筋トレしてる人は「どれだけ食べれば太るか、どれだけやれば絞れるか」などの可動域がわかってるから不安にならずにちゃんと食べれるし、無理な筋トレをしない。

・開き直る
これでいいのだ!
間違いながら、馬鹿なことをしながら、それでも命ある限り生きていくのだ!
喉元過ぎればで繰り返していく。
それでいいのだ。

・「何事も効果が出るまで時間がかかる」という事を理解する
一朝一夕には治らない。
体重だって明日10kg減ったら病気だろう。
頭でわかっても体に心がついてこないだけ。
でも意識するだけでだんだんついてくるようになる。
明日もパニックになるかもしれないが、時間をかけて治療すれば少しずつ確実に治る。

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