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「これはテストだ」~困難に立ち向かうための心理作戦

無料noteなんだから好きな事を書こう、いつか書こうと思っていた。

お金にならなくても文章を書こうという人は、だいたいが妄想好きだと私は勝手に断定しているのだが、それは私自身も妄想を趣味としているからでもある。

とはいえ、わざわざインターネット上に公開するなら、せめて「ちょっと役に立つ【かもしれない】妄想」について今日は書いてみようと思う。

…【かもしれない】である。


さて、私たちは生きていれば誰しも、日常生活や仕事で、困難に見舞われる事がある。

家族トラブルで想像の斜め上の事態が起こったり、仕事でとある一日に別件のトラブルが同時多発したり。

普通に生きているだけでも遭遇するし、外に出て何かしらやってみようとすると、もっと高い確率でそういう事が起こる。

でも、私たちは大人だから、仕事だから、うまく対処できるかできないかは分からなくても、パニックになってはいけない。

見たことのない事態への回答をその時点で知らなくても、何とかベターな対応をしなければいけない。

本当に疲れる。もうやだ。


そういう時の心の防衛術として、
「これはテストだ作戦」を採用すると、
わりと冷静になれると思っている。

どういう作戦かというと…

スパイものや探偵ものの映画などで、
よくある設定をヒントにしている。

例えば…

主人公が、ある日突然訳も分からず、知らない建物へ連れ込まれ、もの凄い強敵に囲まれ攻撃を受ける。

何とかして生き延びるために、知力体力はじめあらゆる持てる力をを総動員し、戦い、敵に打ち勝つ。

すると、奥の重厚な扉がギギーッときしんだ音を立てて開く。

ダークスーツに身を包んだ2人の屈強なボディーガードを引き連れた謎の裕福そうな老人が拍手をしながらゆっくり歩いてきて言う。

「おめでとう、君は合格だ」

かくして主人公は大富豪の老人の後継者として相応しいと認められ、莫大な財産をを得る事になった。

……………

……………

……………

みたいな事が、この仕事上のトラブルを切り抜けたら、きっとあるんだ。だから、これはそういうテストなんだ。

…と、思い込んで対応する事により、物事を俯瞰して考える事ができ、頭の一部でクールさを保ちながら動ける、という作戦の事である。


我ながら中二病みたいだし映画の見過ぎだとも思うが、
わりとメリットのある自分向け心理作戦だと思っている。

「こんな大変な事が起こるなんて、これはテストなんだ、まずは乗り越えたら、謎の老人と莫大な資産が私に…」

と思う事でやる気も出る。

仕事・家庭・子育て…
この作戦を使う機会は数え切れないほどあったのだが、あとは、大金持ちの謎の老人が出てくるのを待つのみである。

私はいつか「合格」できるのだろうか?

あるいは、この「想像上の偉人」に認められようとして生きる事により、最終的に自ら成功を掴み取ってしまうかもしれない。

うん、悪くない作戦だろう。
良かったら使ってみてほしい。

ただし、あなたが遭遇しているトラブルは夢ではなくて現実に起こっている出来事なので、どうか命と健康だけは大切にしてほしい。


Twitter: @solamiremi



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