原点に戻る

何だかこのところ、自己と向き合う系の話に偏って書いていた気がするので(何の因果か様々な出逢いと学びがあり、無理矢理向き合わされた感があり…ま、人生のタイミングだったのでしょう)、noteを始めた原点に戻ってみようかと。

昨年の5月に今の仕事を始めて、約9ヶ月。
産休中の前任者が戻って来て、引き継ぎ終わるまでの1年間の契約も、そろそろ終わりが見えて来た。
当然、社内で他のポジション探しましょうかね、という話は出てくるし、有難いことに色々とお声がけいただいたり、『残ってよ!』と沢山の方々から言ってもらえている(もちろん、社交辞令もあるだろうから話半分で聞いてるけれど)。

レジュメも見直して市場にえいやっと投下してみたりして、年明けからスカウトもいただく機会も増えて。
以前からのリレーションで『ウチおいでよー!』とお声がけ下さる先輩方もいたり、そうでなくともランチがてら色々なお話をさせていただいたりして、まだ行き先は決めてないけれど、行きたい方向と40代の残りの日々をどう過ごして行くか、のイメージは決まって来た。


ゴールを決めずに走り始めてしまった今年の初め、それはそれで楽しかったのだけれど、やっぱり私には完全に未来を“未知“で考えることは怖くて出来ない、と早々に気付いてしまった。
出たとこ勝負は割と得意だし、状況判断も外さない方だけれど、いつもある程度の完成形がイメージ出来ていて、多少無理そうに思えるイメージであっても結局は辿り着けた、ということを繰り返して来たし、イメージを定めず進むことが私にとっては時間の無駄使いだということが分かって来たのだ。

多分、才能があるひとなら、“今だけを見て“進んでも結果が出せるのだと思う。
どこへ辿り着くか分からなくても、きっと確かな道を切り拓いてゆけるし、振り返って確かめなくとも、進んだ道は全て正しいと自信を持って言えるのだと思う。

私には、それは出来ない。
出来ないことを認めたくなくて、らしくないやり方で進んでみたけれど、やっぱり性に合わない。
自分に出来ないやり方で結果を出せるひとには、とても憧れるけれど。

いちマーケターとして何が出来るのか。
ひとり母として、妻として、そして女性としてどう生きていくのか。
まだまだ考えが纏まらない部分も多いけれど、少なくとも最終的な自分の姿はイメージ出来ている。
あとは自分なりのやり方で近づくだけ。
出来るだけ、残りの時間を無駄にしないように。

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