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[決算カンファレンスコール] $ABT Abbott Laboratories Q4 2022

オペレーター

おはようございます、お立ち寄りいただきありがとうございます。アボット社の 2022 年第 4 四半期決算電話会議にようこそ。参加者の皆様は、この電話の質疑応答部分までしかお聞きいただけません。この通話はアボット社によって録音されています。

質疑応答セッションでの参加者の質問を除き、質疑応答セッションを含む通話全体は、アボット社が著作権を有する資料です。アボット社の書面による明示的な許可なく、録音や再放送を行うことはできません。それでは、IR・ライセンシング・買収担当副社長、Scott Leinenweber氏をご紹介します。

スコット・ライネンウェーバー -- 投資家向け広報活動、ライセンシング、買収担当副社長

おはようございます。本日は、会長兼最高経営責任者のロバート・フォードと、財務担当執行副社長兼最高財務責任者のボブ・ファンクが出席しています。ロバートとボブが開会の辞を述べます。お二人のコメントに続いて、皆様からのご質問をお受けします。

その前に、本日の発言には、2023年の業績予想を含め、1995年私募証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)に照らして将来予想に関する記述が含まれている可能性があります。アボット社は、これらの将来見通しに関する記述にはリスクと不確実性が伴うため、実際の結果が将来見通しに関する記述で示されたものと大きく異なる可能性があることに注意を促しています。アボット社の事業に影響を与えうる経済的、競争的、政府的、技術的、およびその他の要因については、2021年12月31日終了年度のForm 10-Kによる当社の年次報告書の項目1A「リスク要因」で説明されています。アボット社は、法律で義務付けられている場合を除き、その後の事象または進展の結果としての将来予測に関する記述の修正を公に発表する義務を負いません。

本日の電話会議では、これまでと同様、投資家の皆様にアボットの継続的な業績をご理解いただくために、非GAAPベースの財務指標を使用します。これらの非GAAP財務指標は、本日以降の決算ニュースリリースおよび規制当局への提出書類において、比較可能なGAAP財務指標と調整されており、これらは当社のウェブサイトabbott.comでご覧いただけます。なお、アボット社は、報告された売上高の伸びに影響を与える可能性のある外国為替レートの将来の変化を予測できないため、COVID検査の売上高を除く有機的な売上高の伸びに関するGAAP財務指標を将来予測ベースで提示していません。特に断りのない限り、売上高成長率に関するコメントは、為替の影響を除いた有機的な売上高成長率を指します。

それでは、ロバートに電話をお繋ぎします。

ロバート・フォード -- 会長兼最高経営責任者

ありがとう、スコット。皆さん、おはようございます。本日は、2022年の業績と、今年の見通しについてお話します。2022年通期では、年初に設定したEPSガイダンスを大きく上回る5.34ドルの継続的な1株当たり利益を達成することができました。

ご承知のとおり、ここ数年、特に米国を拠点とする多国籍企業にとって、マクロの事業環境は非常にダイナミックで困難なものとなっています。もちろん、COVID-19のパンデミックはその中で大きな役割を果たしました。昨年は米ドルが大幅に強含み、インフレが新たな高みに到達するのを目の当たりにしました。

サプライチェーンは引き続き課題に直面し、ヘルスケアのお客さまは人材不足に悩まされ、特定の医療機器の 処置の傾向や日常的な診断検査のボリュームにマイナスの影響を及ぼしています。しかし、新年を迎えるにあたり、これらの要因は依然逆風ではあるものの、ピークを迎え、場合 によっては少し緩和されつつあると、私は慎重に楽観視しています。この数ヶ月、COVID-19が社会に与えた影響は軽減され、世界各国の経済も徐々に回復しています。米国では、ドル安が少し進み、インフレが進行しました。

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