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[決算カンファレンスコール] $TSM Taiwan Semiconductor Manufacturing (TSM) Q2 2022

ジェフ・スー

皆さんこんにちは、TSMCの2022年第2四半期決算カンファレンス・コールにようこそお越し下さいました。本日の司会はTSMCのIRディレクターのジェフ・スーです。COVID-19の拡散を防ぐため、TSMCは当社のウェブサイト(www.tsmc.com)を通じてライブ音声ウェブキャストで業績説明会を開催しており、業績発表資料もダウンロードしていただけます。本日の開催形式は、以下の通りです。まず、TSMCの副社長兼CFO、Mr.

Wendell Huangから、2022年第2四半期のオペレーションについて要約し、その後、2022年第3四半期のガイダンスについてご説明します。その後、ホァン氏とTSMCのCEOであるDr.C.C. Weiが共同で2022年第2四半期の業績について説明します。

Weiが共同で会社のキーメッセージをお伝えします。その後、TSMCの会長であるマーク・リュー博士が質疑応答の司会を務め、3人の経営陣が皆様の質問をお受けします。本日の講演には、重大なリスクと不確実性を伴う将来予測に関する記述が含まれている可能性があり、実際の結果が将来予測に関する記述の内容と大きく異なる可能性があることを、いつものように皆様にお伝えしたいと思います。

当社のプレスリリースに掲載されているセーフハーバー表示をご参照ください。それでは、TSMCのCFOであるWendell Huangから、事業の概要と今期のガイダンスについてご説明します。

Wendell Huang -- 副社長兼最高財務責任者(CFO

ジェフ、ありがとうございます。本日はありがとうございます。私のプレゼンテーションは、まず2022年第2四半期の財務ハイライトから始まります。その後、第3四半期のガイダンスをお伝えします。

第2四半期の売上高は、HPC、IoT、自動車関連の強い需要に支えられ、NTで前四半期比8.8%増、米ドルで3.4%増となりました。第2四半期の売上総利益率は、為替レートの変動やコスト改善、バリューセールの効果により、前四半期比3.5ポイント増の59.1%となり、ガイダンスを若干上回りました。営業利益率は、売上総利益率の上昇にともない、前四半期比 3.5 ポイント上昇し、49.1%となりました。

この結果、当四半期のEPSは9.14倍、ROEは39.4%となりました。次に、テクノロジー別の売上について説明します。第2四半期のウエハ収益のうち、5ナノメートル・プロセスは21%、7ナノメートル・プロセスは30%を占めています。また、7ナノメートル以下をアドバンストテクノロジーと定義し、ウェハ収益の51%を占めています。

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日々更新されるカンファレンスコールの日本語訳を読めます。これからも同じ程度のペースで更新を続けていきますので、米国株式市場の一次情報にあたっていく手掛かりとして是非ご活用ください。

日々更新している米国株のカンファレンスコールの日本語訳を読むことができます。 米国株式市場の一次情報にあたっていく手掛かりとして是非ご活用…

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