私の七つ道具 ~懐紙と黒文字~
こんにちは。遠藤霜空です。
煎茶道 黄檗売茶流 準師範、日本茶インストラクターとして活動しています。
今回のnoteでは、私が愛用している懐紙と黒文字についてご紹介します。日本橋・人形町で煎茶道教室を開催していることから、日本橋の老舗で購入しています。
"榛原"さんの懐紙
榛原さんは、日本橋高島屋 新館の隣、東京日本橋タワー1階に店舗を構える老舗和紙店です。1806年(江戸時代)の創業以来、日本橋にお店を構えているそうです。
「和紙のある暮らし」をご提案されていて、良質の和紙はもちろん、和紙や伝統的な模様を生かした便箋や金封、和小物を販売しています。詳しくは、榛原さんのnoteで。
榛原さんの懐紙は、厚みがあり丈夫でありながらしなやかで、お菓子を載せてもしっかりと支えてくれます。
"さるや"さんの黒文字
さるやさんは、コレド室町3の裏手の細い路地にお店を構える日本で唯一の楊枝専門店です。榛原さんよりもさらに古く、1704年(江戸時代)の創業です。
さるやさんの楊枝は、全てクロモジの樹を使って、一つ一つ職人の手作業で作られているそうです。クロモジは、日本固有の香木で、落ち着きのある甘い香りがします。
さるやさんの黒文字ももちろんクロモジ製です。しなやかで折れにくく扱いやすい上、見た目も美しい一品です。
最後に私が開催している煎茶道教室のご紹介です。日本橋・人形町で 黄檗売茶流の煎茶道教室を開催しています。煎茶道体験やお稽古の見学に是非お越しください。教室にいらした際には榛原さんやさるやさんにも足を運んでみてください。
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