スライド1枚で伝える「石川県のお茶」～能登半島地震復興チャリティー～

2024年2月10日 10:43

こんにちは。遠藤霜空そうくうです。煎茶道黄檗売茶流おうばくばいさりゅう準師範、日本茶インストラクターとして活動しています。

能登半島地震チャリティーイベントのご案内

2024年3月2日（土）、東京都目黒区にある蟠龍寺ばんりゅうじにて、能登半島地震復興支援のためのチャリティーイベントが開催されます。

蟠龍寺ばんりゅうじ副住職の法話、塗香ずこう作りのワークショップ、そして黄檗売茶流おうばくばいさりゅうの煎茶席の3部構成です。

参加費は、必要経費を除き全額を石川県の災害義援金として寄付されます。是非、お誘い合わせの上、ご参加ください。

イベントの詳細は下記のイベントページでご確認ください。

お申し込みやお問い合わせは、イベントページに記載の連絡先か、遠藤霜空そうくうまでお気軽にご連絡ください。

そこで、今回のnoteでは、被災地の復興を願い、石川県のお茶についてスライド1枚にまとめてみました。

※Googleスライドを閲覧できない方は、以下をご参照ください。

石川県では江戸時代からお茶が生産されています。大聖寺だいしょうじ藩の現・打越町うちこしまちで、産業開発として宇治から茶の実を取り寄せて栽培されたことが始まりです。

現在ではお茶の生産量はわずかですが、「加賀棒茶かがぼうちゃ」や「中居茶なかいちゃ」などが生産されています。

加賀棒茶かがぼうちゃはお茶の茎から作られる焙じ茶で、香ばしい香りと自然な甘味が特徴です。

明治時代に輸出でお茶の価格が高騰した際、庶民向けに開発されました。焙じ茶を好まれた昭和天皇に献上されて以来、一番茶の茎を使った高級な加賀棒茶かがぼうちゃも人気です。

中居茶なかいちゃは穴水町あなみずまち中居地区で生産されるお茶で、茶葉を天日干しし炭火で炒ってつくられることが特徴です。

江戸時代には加賀藩主にも献上される産地でしたが、後継者不足で伝統は途絶えてしまいました。現在、有志による復活が目指されています。

※見出し画像提供：石川県観光連盟

最後に、あらためてチャリティーイベントのご案内です。2024年3月2日（土）、東京都目黒区にある蟠龍寺ばんりゅうじにて開催されます。蟠龍寺ばんりゅうじ副住職の法話、塗香ずこう作りのワークショップ、そして黄檗売茶流おうばくばいさりゅうの煎茶席の3部構成です。是非、お誘い合わせの上、ご参加ください。