通勤経路と通学路


通勤で通っている路は、その人にとって、嫌なものになってしまうのだろうか。

どんなに綺麗な景色が通勤途中の道にあっても、その道を通る時は仕事をどうしても思い出してしまうだろう。

僕も通勤で海沿いを通ることがあるが、初めて通った時の感動は薄れてしまった。休日の時もそうだ。

小学生の頃、通学路は嫌な道ではなかった。少なくとも僕にとっては。大人に許された数少ない自由の場だと思ってた。学校から家までの15分は、自由であった。

それと比べると、通勤経路のイメージは散々だ。可哀想なくらい。

道が嫌いになるのは、もったいない気がする。そこに続くすべての印象が下がる。

しょうがないのかな。