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[#4]SORIYA HOUSEリノベーションの記録(侮れないシアヌークビルの雨季よ)

カンボジア気候と雨量


カンボジアの気候は、熱帯モンスーン気候に属し、1 年は大きく雨季と乾季に分かれています。雨季は5月から11 月にかけて始まり、5月中旬から風向きが変わり、下旬には強い雨が降り始め本格的な雨季が始まリます。
乾季は12 月から4月にかけてですが近年は温暖化変動もあり違っているように感じます。乾季後半の 2 月から雨季の始まる 5 月頃までは酷暑の時期に入り、日中の気温が35°Cを超え体感温度が45℃になる場合もあります。

カンボジアで唯一外洋に面したシアヌークビル港を有し、町が海岸に接しているこ とにより、海洋性の気候に影響されています。年間降雨量は 3,000mm 前後にもなり、プノンペン の平均雨量 1,600mm より多く、雨季の後半には月に900mm 前後も降るそうです。
雨季レーダーを見ても一目瞭然。


雨季の時期は他の地域より若干早く始まり、4月中旬から10月位にかけてですがこれらも毎年ずれている印象があります。
この写真は豪雨によってトタン屋根の穴が空いたり、固定ネジ部分が古くなり、その隙間から水が垂れてきます。
また左側の大きく空いた箇所から雨が多量に入り込みます。あぁ、屋上の水を完全にシャットダウンしないと。

この箇所も写真の通り。
扉を開閉する場所からではなく鉄筋を伝って水滴が垂れてくるんです。
案の定下の階の天井は剥がれ落ちる事態に。

業者を手配し波板をつけるための寸法と見積もりを取ってもらいます。
そして補修から2年後、私が賃金を渡していないという嘘の噂を広めて私は怒り奮闘。彼と交わした領収書をすぐに確認したが支払い済みです。

ここは一階の内庭です。ここからの雨も防ぎたいので相談してます。

工務店には用途様々な波板がありましたが太陽光を少しでも取り入れたかったので半透明の波板にしました。かなり高価品でびっくり。

横からの雨は防げたので、最後は取り付けが難しい面のところを二人がかりで作業します。

私はヒヤヒヤして作業経過を見守ります。
完全に作業を終えて安堵。しかし、この先も終わらない雨漏り補修に追われます。

天井はカビだらけ


で、波板をつける前にコンクリートに浸み込んだ部屋の天井はどうなったかと?
換気が不自由分だと黒ずみやカビが石膏ボード一面に出てきました。
なんとかしないと。

水に濡れるとまるでダメな石膏ボード。
天井を解体して新たなに貼り替えます

上の写真と違うのですが、完全に屋上からの雨が浸み込んでいないか、確認してから業者を手配しました。この時は三部屋がこの状態でした。
ボードをカッティングしてコンクリート内の経年劣化、ひび割れ部分から水の侵入がないか確認します。
鉄の何かを打ち込みコンクリートのひび割れ箇所に何かを注入。
膨らむやつ。ウレタン?えっ、もう、名前わからなすぎるw

トイレは8年使用。まだまだ使えるが水を流すレバーが故障して交換。
工務店に部品があるのですが仕様が異なるといけないので一旦取り出して現物を見せて新しいものを買う。一番間違いがない方法。

簡易的に作ったシンク場の汚れも酷いので専用洗剤を使って綺麗に落とします。

一階フロアでオンラインデリバリーをしていたのですが、この場所も賃貸にしようと考えてビジネスで使っていた棚やテーブルを一旦綺麗にしているところ。

ひたすらゴシゴシ洗う毎日。

シンクや棚を一旦戻します。綺麗になった。

浴室の換気扇もよく故障しますので取り替え。電気系統は一切わからないので人
を呼びます。

スマートフォンの写真を眺めていたら、たくさんの修繕工事の写真が出てきましたので、また別の機会に記録します。
8年間アパート管理に携わって感じることは、予算を抑えようとして安価な資材を使用した結果、すぐに劣化や故障が生じて使い物にならず、頻繁に交換しなければならないことでしたね。

今日はここまでにします。最後まで読んでくれてありがとうございます。

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カンボジア、時に日本。 知らない世界を学ぶのが好き。カンボジア南部海辺街のシアヌークビルで暮らしてます。 皆様の暖かいサポートをお待ちしております。