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うみのこ暮らし

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「今日は、どこで何をして過ごしたい?」そんな問いから、一日の生活をはじめる、認可外保育施設。神奈川県逗子市の森里川海と海のじどうかんを生活のフィールドに、暮らし、遊び、日々を重ね…
運営しているクリエイター

#子どもに教えられたこと

集団遊びと大人の関わり

わたしたちが運営している保育園「うみのこ」に、この4月、大学を卒業したばかりの若い先生が仲間入りしてくれました。アカハライモリにとても詳しく、自然の中で遊ぶこと全般が大好きで、いつも全力で遊んでくれる「オートマ」が、子どもたちは皆、大好きです。 そんなオートマが、先日のミーティングで言いました。 今で言うと、子どもたちの間で「宇宙船ごっこ」が流行っています。テラスに出した上着ラックや段ボールを使い、自分たちで作ったちょっとした小さな空間に入り込み、宇宙への冒険をしています

本番じゃないところで、変化と成長は起こってる。

大人のゴール、子どもたちの日常「子どもの気持ちや姿が真ん中にある、運動会をしよう」と、子どもたちと種目を決め、遊びの中で経験をし、当日を迎えたうみのこの運動会。 まずは無事開催できて、本当によかった。 無事とは言っても、大人が前に立って教え込むような練習はしてこなかったので、子どもによってはほぼぶっつけ本番の種目があったり、当日になって「やらない」を選択する人もいました。海岸という公共空間で行ったこともあり、思いがけないハプニングや当日のドタバタも付き物です。 一人